祓い屋の少年 三 ページ14
A(...って、何考えてるんだ。恋してるみたいじゃん。ないないない。)
そう心の中でぶつぶつ呟きながら目をふせる。花子さんが戦っているのに何をしているんだと、少し自己嫌悪した。
視線を花子さんたちに向け直したその瞬間、冷や汗が出る。花子さんが倒れているではないか。
そして源くんが杖のようなものを振りかざし、花子さんにとどめをさそうとしている。
急いで二人の間に割って入る。
A「やめて!」
光 「ぅあぶねっ」
源くんは私が飛び出してきた事に驚き、ギリギリのところで止まる。
光 「バッカ野郎!急に飛び出して来んじゃねぇ.........です...。あのあなたは...。」
源くんはさっきの怒った顔とはうってかわって、何故かへにゃりと緩んでいる。
A「高等部一年竹下A。花子さんの助手で友達!これ以上攻撃するなら私怒るからね!」
光 「えっ...いやでもアイツは超悪い怪異で...、そのぉ...学園の平和のためにも祓っとかないとっつーか...」
『超悪い怪異』?『学園の平和』...?
A「花子さんは学園の平和を崩すような怪異じゃないよ。私だっていろいろお世話になってるし...。」
まだ何も彼の事を知らないから何とも言えないけど、花子さんはきっとそんな人じゃないと思う。というかそう思いたい。でも源くんは私の肩を持ち、より強く否定してきた。
光 「あいつはタダの怪異なんかじゃない...。"トイレの花子さん"はオレのばーちゃんがやっとの思いで封印した、超超凶悪な悪霊なんです!しかもあいつは包丁を武器として使ってる、生前それを凶器として使った証拠です。
あいつはあの包丁で誰かの命を奪ったんだ!」
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らなのMonO(プロフ) - 剣道部!?私も剣道部でして!wwえ!すっげ! (2018年12月29日 19時) (レス) id: dce8680b38 (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - ずっと前から花子くんの漫画気になってましたけど、今日読んで見たらどハマりしてww漫画買っちゃいましたww有名そうだし夢小説とかないかなと思ったらここにめっちゃ面白い小説があって、作ってくださってあざます!これからも頑張ってくださいね! (2018年12月29日 19時) (レス) id: dce8680b38 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム - ですよね。なのでなかなか気付きませんでした。 (2018年4月23日 16時) (レス) id: 12faa16600 (このIDを非表示/違反報告)
文 - 設定キーワードのところが自縛少年花子くんになってる (2018年4月22日 20時) (レス) id: cdc454599d (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム - 題名のところですよね。地縛であってました。お二人様のお陰で気付くことができました。ありがとうございました。 (2018年4月22日 20時) (レス) id: 12faa16600 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:消しゴム | 作成日時:2018年3月26日 12時