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赤井side
変装用の茶髪のウィッグの下から現れた黒髪。
あ「ねぇ赤井さん」
ゆっくりと間合いを取るように近付いてくるイツキの様子はいつもと違っていた。
彫刻のような美しい顔に黒い影が落ちる。
あ「…私に協力してくれない？」
「内容によるが聞いてやろう」
わざと挑発するように言っても食い付いてこない。
あ「私、奴らを殺したいの」
あまりの直球すぎる物言いに続ける言葉が見つからず不穏な空気が流れる。
あ「ダメ？」
「お前、俺がその顔に弱いって知ってやってるだろ」
あ「私の武器だもの」
身長はAのが低いが蛇に睨まれたように動けなくなるとはまさにこの事だ。
薄ら笑いを浮かべ、俺の顎に手を伸ばした。
あ「こっちのが好みかしら？」
さらりと首に手を回され、距離が縮まる。
「…攻められる趣味は無いんだがな」
あ「新しい扉の開通ね」
手首を掴み、身体を反転させ壁に押し付ける。
あ「…っ」
「その顔が1番くるな」
あ「悪趣味」
「それは君だろう？」
身体をひねり逃げ出そうと試みるAの両脚の間に膝をねじ込ませ、さらに距離を詰めた。
「逃げるな」
小さなリップ音響き、唇に触れたそれ。
あ「油断しすぎよ」
してやったりという顔で笑うAにまた心が揺さぶられた。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2023年5月1日 13時) (
レス) @page15 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 続き読みたいです！ (2022年6月1日 0時) (レス) @page15 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美 | 作成日時：2020年6月22日 11時
