検索窓
今日:2 hit、昨日:17 hit、合計:57,515 hit

163 ページ18

No side




事前に施設内の構造を手に入れ、隠れて様子を伺っていた公安警察が一斉に飛び出し手当たり次第に銃弾撃ち込んでいく。



そこら中で発砲音が鳴り響き戦場と化した。



降谷も例外無く、何度か足を運んだことがある施設内で顔見知りを探した。



視界に入った風に靡くブランドを見つけると発砲した。



べ「…バーボン。あなたもだったのね」



降「すみません。私もライと同じ立場だ」



美しい顔を歪め明らかに動揺していたベルモットはいつものような威勢は無かった。



べ「ロゼが逃げたわ」



降「えぇ、彼女はこちら側です」



べ「いつからなの」



降「さぁ。彼女しか知りません」



降谷がそう言い放てば、ベルモットの瞳が微かに動く。



そして素早い動きで服にしまっていた拳銃で降谷のすぐ脇を撃ち抜いた。



応戦しようと構えるとベルモットは奥へ奥へと走り出した。



降「待てっ」



降谷も何度か足を運んだことがあるこの研究所は連絡通路で何棟も繋がっていて、さすがに全ては把握できていなかった。



奥へ奥へと走って行くベルモットを追いかけるにはリスクがあった。

164→←162



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
264人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - りんりんさん» コメントありがとうございます!そんな事言っていただけるなんて嬉しい限りです笑 (2020年6月29日 18時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - お話読ませていただいています!とても面白いです。応援しています! (2020年6月29日 18時) (レス) id: b99d983c73 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 休校さん» コメントありがとうございます!本当に励みになります! (2020年6月28日 13時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)
休校 - 一話から読ませていただきました!設定から何から、すごく好きです笑 応援しております!更新頑張ってください (2020年6月27日 13時) (レス) id: e4ab2b5df5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年6月22日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。