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No side
事前に施設内の構造を手に入れ、隠れて様子を伺っていた公安警察が一斉に飛び出し手当たり次第に銃弾撃ち込んでいく。
そこら中で発砲音が鳴り響き戦場と化した。
降谷も例外無く、何度か足を運んだことがある施設内で顔見知りを探した。
視界に入った風に靡くブランドを見つけると発砲した。
べ「…バーボン。あなたもだったのね」
降「すみません。私もライと同じ立場だ」
美しい顔を歪め明らかに動揺していたベルモットはいつものような威勢は無かった。
べ「ロゼが逃げたわ」
降「えぇ、彼女はこちら側です」
べ「いつからなの」
降「さぁ。彼女しか知りません」
降谷がそう言い放てば、ベルモットの瞳が微かに動く。
そして素早い動きで服にしまっていた拳銃で降谷のすぐ脇を撃ち抜いた。
応戦しようと構えるとベルモットは奥へ奥へと走り出した。
降「待てっ」
降谷も何度か足を運んだことがあるこの研究所は連絡通路で何棟も繋がっていて、さすがに全ては把握できていなかった。
奥へ奥へと走って行くベルモットを追いかけるにはリスクがあった。
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美(プロフ) - りんりんさん» コメントありがとうございます!そんな事言っていただけるなんて嬉しい限りです笑 (2020年6月29日 18時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - お話読ませていただいています!とても面白いです。応援しています! (2020年6月29日 18時) (レス) id: b99d983c73 (このIDを非表示/違反報告)
美(プロフ) - 休校さん» コメントありがとうございます!本当に励みになります! (2020年6月28日 13時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)
休校 - 一話から読ませていただきました!設定から何から、すごく好きです笑 応援しております!更新頑張ってください (2020年6月27日 13時) (レス) id: e4ab2b5df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美 | 作成日時:2020年6月22日 11時