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あなたside
一斉検挙の作戦当日、アジトにはベルモット始めとする幹部が集まっていた。
珍しく組織のコードネームの無い下っ端も別の部屋に待機させられていて、この組織のメンバーが一か所に集まっていた。
一斉検挙にはうってつけのシチュエーションだ。
今から大きな取引に向かう。
もちろん国際指名手配中のあの麻薬組織との。
取引というのは表向きで外に組織の情報をリークされているから、まるまる潰してしまおうというのが組織の魂胆だ。
そこに警察が入り混じれば激しい銃撃戦になることは間違いなかった。
でも今日しかない。
ベ「あなた大丈夫?さっきから上の空だけど」
「大丈夫よ」
ベ「ならいいけど」
隣に座るベルモットと目が合う。
ずっとこの瞳が苦手だった。
私の奥底まで見透かされているようなそんな気がしてしまう。
「今日も美人ね」
ベ「知ってるわ。あなたも相変わらず可愛いわ」
言われ慣れているのだろう、さすがハリウッド女優と言うべきか。
品のある仕草で私の髪を撫でた。
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美(プロフ) - りんりんさん» コメントありがとうございます!そんな事言っていただけるなんて嬉しい限りです笑 (2020年6月29日 18時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - お話読ませていただいています!とても面白いです。応援しています! (2020年6月29日 18時) (レス) id: b99d983c73 (このIDを非表示/違反報告)
美(プロフ) - 休校さん» コメントありがとうございます!本当に励みになります! (2020年6月28日 13時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)
休校 - 一話から読ませていただきました!設定から何から、すごく好きです笑 応援しております!更新頑張ってください (2020年6月27日 13時) (レス) id: e4ab2b5df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美 | 作成日時:2020年6月22日 11時