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Aside



予想はしていたけれど、彼は私の話した計画にすぐに頷きはしなかった。



降「Aはどうなる」



「私は大丈夫よ」



彼のことだから自分が助けられることで誰かが犠牲になるのは、許せないんだろうな。



すっかり考え込んでしまった彼の肩に手をかける。



「私はジンたちと一緒にいる手はずになっているし、ジンは私のことを完全に信用しているわけじゃないから目を離さないはずよ」



降「ジンが疑っているなら余計に...」



喋り続ける彼を遮り、私の言葉を被せる。



「あなたが自力で逃げたように見せかけるのよ。私がジンのそばにいれば少なくとも共犯の疑いはかけられない。私のためにも覚悟を決めて」



降谷さんだけに負担はかけられないけれど、この窮地を脱するためにはこれしか方法がない。



かなり雑な言い回しになってしまったけれど降谷さんの心が少しでも軽くなるのならば。



降「じゃあその計画を実行するための協力者はどうするんだ。まさか組織内で募るわけにはいかないだろう」



「話が早くて助かるわ。それなら適任がいるじゃない」



彼がこの答えにたどり着くはずがなかった。



「ライ、赤井さんよ」



降「赤井...」



ライは物陰に物陰に潜み、機会をうかがって扉を蹴り飛ばす。



薄暗い倉庫に光が差し込み、一瞬目がくらむ瞬間に身を潜めることができれば成功だ。



「私がウォッカ達を引き付けるから頃合いを見て部下達に合流すれば捜査しやすいでしょ」



そして最後に残酷な言葉を放つ。



「私は明日ジンにあなたを引き渡す」

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(プロフ) - ママさん» 毎日更新を目指して頑張ります!もう少しで赤井さん出るので楽しみにしていてください! (2020年6月11日 22時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)
ママ(プロフ) - いつも更新を楽しみに、拝見させて頂いてます!!赤井さん落ちのストーリーが読みたいです!よろしくお願いします!更新、頑張って下さい! (2020年6月11日 18時) (レス) id: e869675b46 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 翡翠さん» そう言って頂けると励みになります、ありがとうございます!もう少しすると赤井さんとの濃厚な絡みあるので楽しみにしてて下さい笑 (2020年6月11日 1時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - この小説の大ファンです。私は絶対赤井落ちがいいです。どうかよろしくお願いいたします。 (2020年6月10日 20時) (レス) id: a0d86178a1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 瑠佳さん» コメントありがとうございます! (2020年6月10日 11時) (レス) id: b00250d0ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作成日時:2020年6月10日 0時

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