『jarujarutower』 (ページ5)

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ふにぃ？ページ5

えー…まず、夢主さんの友人の名前、このキャラはジャルジャルタワーのどこにも出てきません、ご了承ください。
「澪」。みおです。某楽器アニメの推しから取りました。苗字はおのでらで。笑
主人公の名前は自由に変えられますので自分の名前に設定してﾝﾌﾝﾌしていただけると…！
では、拙い文章ですがお楽しみください。

わたし、Aは、小さい頃から男の子が苦手だった。わがままで、自分勝手で、女の子にちょっかいをかける邪悪な魔物。

教室の片隅で好きな女の子の話をする男の子の生温い気持ち悪さ。それだけでも十分耐え難かったのに。

高学年に上がると、教室中を下品な言葉が飛び交いまくった。給食を食べていてもお構い無し。
それが原因で、体調を悪くしたこともあった。

女子高を受験することも視野には入れていたが、私の学力では到底届くはずのない高校で、結局失敗。落ちてしまった。

最悪、でしかなかった。
そこそこ、程度の高校に何とか引っかかった。だからこそ合格してわんわん泣き喚く私は浮いた。母親だけ喜んで、娘の私だけ泣き喚く。端から見たら異質だったろう。

中学まで、男の子はそれだけ、本当にそれだけの存在でしかなかった。

高校からは何かが変わった。明らかに、色がついた。私の学園生活に。

そうしてくれたのは間違いなく根岸くんだろう。初恋の人でもあり、男の子嫌いを克服させてくれた張本人。

入学式の最中、私は騒がしい男子に囲まれたことで少々パニックを起こし、倒れてしまった。

そこで支えてくれたのが、後ろに腰掛けていた根岸くん。彼は直ぐに先生を呼んでくれて、私は保健室に直行だった。結局、入学式には参加出来ず…

「A、大丈夫？」
ハスキーボイスが印象的な幼馴染の澪ちゃんの声で目を覚ます。

「大丈夫、それより澪ちゃん、私何組？」

「Ｃ組。私と一緒。あとね、あんた支えてくれた男の子もＣ組だって。男の子苦手なのは重々承知だけど、お礼くらいは言いなよ。」