『jarujarutower』 (ページ34)

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～根岸side～

あんなに楽しかった夏休みも今日で最終日を迎えた。起きてふとスマホを見ると8月31日と表示されている。
莫大な量の課題はもう諦めるべきか。そうだなもう諦めよう。今日は明日のための休息日、そういうことにしておく。

～あなたside～

澪ちゃんが最近変だ。お誘いに乗ってくれない。忙しいのかもしれないが、やはり引っかかる。

…土森くんのこと、バレちゃったのかもしれない。

澪ちゃんは土森くんのことが好きだ。でも土森くんは私のことが好きだ。こんなこと知ったらショックを受けるに違いない。

それもあって明日の学校は少し憂鬱だった。今日は雨。ソファに寝転がってテレビをつける。

「…テレビおもろい」

ｰｰｰ次の日

始業式の日。澪ちゃんにすれ違いドキドキしていたが、あっちから挨拶してくれて胸を撫で下ろした。どうやら杞憂だったらしい。

根「初日からテストとかやばない？てか俺課題終わってない」

「えっ終わってないの？？…見る？」

根「うわっええの？！持つべきものはAやなあ、ほんまにありがとう」

にこっと微笑む。なんだか、夏休み明けだからか妙にドキドキして仕方ない。

「澪ちゃん、一緒に帰」

澪「ごめん、先帰るね」

そっけなかった。目を合わせようとはしてくれず、目を伏せて教室を早足で出て行ってしまった。追いかけようか-----でも…追いかけてどうなる？
結局その日は、雨に濡れながら自転車で帰路を急いだ。

やはり土森くんとの一件が耳に入ったのだと確信した。それ以外に私に冷たくする理由がない。

なんと声をかければいいのか分からなかった。どうやっても澪ちゃんを傷つけることになってしまいそうだからだ。傷つけるのが怖くて近づけない。

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更新遅れてすみません！！
とくに忙しかったとかそういうわけではなく…ただなんか忘れていました距離置いてました(

最近なんかフォレの動画をめっちゃ見るようになりました。お父さんゴリゴリ関東弁なとこがツボすぎる。愛の言葉ツッコミの会は単純に恐怖を感じます。でも最後は感動しますね。

-追記-
2000hitいきました！ありがとうございます。。