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根「うわっ、南毛深っ!何回見ても驚くわ、また毛深なったんちゃう?」

南が着替えていると、みんなざわざわし始めた。当たり前、こんな毛濃いのに。南は毛が生えてないところがほぼ無いってくらい毛深い。こんなんでプール入ったら女子はドン引きやろな。

根「ラッシュガードとかないん?」

南「アル!フィイィイ!!」

根「はいはいじゃあ着いや。先上がっとくわ、タオルとゴーグル持ってこいよ〜〜」

南「ネギシィイイィィイ」

〜あなたside〜
皮肉なことに、今日は太陽が照りまくっており、プール開きにはもってこいの日だった。

冷たすぎるシャワー、鉄板の上かと思うくらい熱い床。中学の頃とさほど変わりなかった。

準備体操も一通り終わったあと、プールサイドに座る根岸くんに手招きされた。

根「ここでバスタオル羽織ってたら、怒られんから」
と、小声で囁く。

「ほんと…?まあ、プールに入らなくていいのは、夢みたいでいいね」

根「せやろ?!で、こっから誰が泳ぐん早いかとか見んねん。高みの見物や〜いうて」

「あははっ。澪ちゃんは水泳、得意なんだよ」

根「へえ〜。勉強も水泳もできんねや。あ!見て、土森」

根岸くんが指さした先には、猛スピードで水上をかけめぐる土森くんがいた。ツレの男子達も魅了されていた。

根「すっごいなあ…ええなあ、俺も泳げたらなあ」

「根岸くんは…いいよ、男の子だけど、優しいから。あごめん、なんでもない。忘れて!」

根「え?笑 いや、忘れられるか!男でも優しい奴なんか、俺以外にも沢山おるし…」

恥ずかしそうに笑う根岸くんはとても素敵に映った。なんだろう、ざわざわした。たぶん根岸くんに私は好意を抱いているのだろう。でもなんでか自分でもびっくりしていた。

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読んでくれてありがとうございます^^
あれ、南毛深っ!のくだりほぼなくね?って思ったのでは?同志よ。次回で書きたいと思うよ。(

急にだけれども、福トクコと五戸ジュンの大人なラヴストーリー書きたいな。

けどさ…生々しい表現多めになりそうではとか思っちゃってめっちゃきしょいのになりそうだからやめよか( ᵒ̴̶̷᷄◡̶͂ᵒ̴̶̷᷅ )

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飛燕 - 読ませていただきました!関東子の話すごく面白いし根岸くんの話もキュンキュンする場面が多くてシチュエーション想像しただけでもうたまらないです…!!!ぜひとも続き読んでみたいです! (2021年9月9日 7時) (レス) id: 96bccf4e47 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2021年1月10日 0時

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