『jarujarutower』 (ページ12)

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隣に立っていた土森くんが小声で囁く。

「気づいたな、何言うか見ものやでこれ」

「笑笑確かに」

先生はホワイトボードとしばらく向き合っていた。
生徒達は下を向いて笑っている。
根岸くんなんてもう、顔を真っ赤にして爆笑。

「なんて言うか今考えてんねやろな、そんな顔しとるわ」

「恥ずかしいだろうね」

数秒経ってやっと、生徒の方を振り向いた。
ついに口を開く。

「…おまえら、ツッコめよ～！！」

「うわあ、人間らしっ。めちゃめちゃ人間らしいわ。」
振り向いて第一声に、土森くんがひとりでつっこむ。

先生ももう、恥ずかしそうに頭をかいている。

「おい、日直席戻ってええぞ。ごめんごめん」

戻ったあと、根岸くんに声をかけられる。

「気の毒やなあ。ほんまに。だあれも言わへんもんな。へへっ」

「うん、ほんとにね。授業中のお喋りは見逃すのに」

「せやねん、ツボがわからん笑」

昼休み。いつもは澪ちゃんとお弁当を食べている。

「今日の一時間目、めっちゃ面白かったね」

「ほんとにね。前の席だから、笑いこらえるので必死だよ」
また思い出し笑いしていると、閃いたように澪ちゃんが聞いた。
「あ、ていうかさ、土森と日直、大丈夫？」

「ん？あ、うん、今のところは何も無いよ」

「ならよかった。なんかあったらすぐ言いなよ。」
澪ちゃんはすごく友達思いだ。いつも助けられてる。感謝しなきゃなあ。

放課後。夕焼けの橙色に染った静かな教室で、土森くんと日誌を書いていた。

「今日の欠席…誰かおる？」

「えっと、えー…あ！角田くん」

「あー、角刈りのな。角刈りのくせに欠席すんなや」

「確かに！あ、いや違くて…酷いよー」

一瞬もれた本音に、土森くんがいたずらっぽく笑った。

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なんか、時間急にワープしたり、すみません。。

今んところキュン展開があんまりないのですが…これからたくさん！作っていきます！

突然ですが、主にとってジャルジャルは精神安定剤です。
急に波来る時ありますよね。孤独を感じたり、情緒不安定になるとき。

そういう時みると、もう何もかも忘れて笑えるから元気出ます。特に江戸時代写真奴のコントとか大好きです。あれはほんとにいいですよ。(布教