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199話 ページ15

上原「トイレがあった位置は
食堂から出てすぐ左だろう※


…その時間に光夜が出たとすれば、
3:15より後なら食堂に向かう私達、
3:20より後なら金城が遭遇していたはずだ。」
(※これは当小説オリジナルマップです。)






金城「あぁ、俺はその頃廊下でお前達の
ろくでもない計画を聞いていたからな。」






鳳「いや…ホンマにごめんって…
気ぃ狂っててん…」






木宮「私たちは3:20分には
全員が食堂に集合していたから…
その前10分はそこを通る人多かったはずだよ。
要するに3:10以降ね

どう鯖読んでも光夜には10分くらいしか時間無い。
だから光夜が嘘ついててトイレにずっと居た
ってのは考えなくてもいい。」






牧「…じゃあ光夜は嘘をついてないとして考えるなら…

3:05光夜がトイレから出る
3:10〜食堂に集まるために廊下には沢山人がいた
3:15〜花ヶ丘がトイレから出る
その間も廊下に人がいた。
3:20〜30金城が廊下で盗み聞き…


…まって、それって…
被害者もどのタイミングでトイレに入ったの??」






木宮「空きがあるとしたら光夜が出てから5分だけ。」






牧が分かりやすく時系列でまとめてくれた…が、
かえって話はややこしくなり
皆口を閉ざしてしまった。






銘苅「…チッ、ダメね。話を変えましょう。」






小橋川「め、銘苅にもわからねぇのか!?」






銘苅「…ちょっと錯綜としすぎよ。
…ひとつのことに囚われすぎても
ろくなことにならない。」






水岬「…なら、私から議題をだしても…
いいかなっ…?



遠隔殺人ってことは…
被害者は死亡当時……1人だったわけ……だけど…
被害者は1人で死んで…
トイレも開かなかったんでしょ?
…でも犯人は死体を解体した。
そのために死体に接触しなきゃいけない訳で…
どうやって鍵のしまったトイレ
入ることが出来たのかな…?」






前田「っ!!"それは違うよ!!!"
光夜、多分だけどトイレの鍵は
閉まっていた訳じゃない。」






水岬「…ほう、言って……ごらん…」






前田「…多分だけど…糸か何かを使って
鍵の部分をぐるぐるに巻きつけて
開かないようにしてたんじゃないかな?」





比嘉「…あ?どういうことだ?」






水岬「…うん。私も同じ考えだ…前田君。
障害者用トイレの鍵は…公衆トイレにあるような
一回転グルって回してストr%°〆……
ん"っ……ストライクに嵌め込む
タイプ……だったよ。
普通のとこが……どうか知らんけど…。


だから……ストライクの部分と……鍵本体をグルグルに
巻き付けて……開かないようにできる。
鍵をかけなくても……ね」

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作者名:あんこもち | 作成日時:2022年11月25日 23時

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