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198話 ページ14

金城「死因不明に被害者不明…

これがかなり厄介だな。
事件一連の被害者の行動が犯人以外
誰も分からない。」






A「ですね、ですが犯人は間違いなく
この中にいます。






………





…光夜さん、一つ質問があります。」







水岬「なに…かな?」






A「遠隔殺人と考えられる以上、
障害者用トイレになにか仕掛けがあるはず
なんです。

私が知る限り事件の直前にトイレを使用したのは
貴方…ですね?」







その言葉に全員が光夜の方を見る






鳳「え!?ほな光夜が犯人なん!?」






友利「はぁ!?」






比嘉「おい鳳!!話は最後まで聞かねぇと
わかんねぇだろ!!決めつけんな!!」






水岬「…あぁ、そういうことか。
当時の状況的には…

目を覚ました私が………トイr/#ん"っ…
トイレに……行こうとしたから
花ヶ丘ちゃんと遭遇した。

…どうやら体調が優れなかったみたいでね。
その時間が大体3時前後。
私は割とすぐに出たよ。5分くらい。」






小橋川「5分…方法がわからねぇから
その短時間で遠隔殺人の準備ができるものか…」






銘苅「無理よ、当然じゃない。
相当事前に計画練った上でかつ手業の速いやつなら
できるかもしれない。

…でもこいつに至っては無理。
利き手足動かせないやつがたった五分で
何が出来るっていうの?」






小橋川「…まぁそうだよな、現実的じゃねぇ。」






牧「…でも…こんな事言うのも忍びないけどっ…!
光夜が五分でトイレでたって証言出来るやついる?」






伊良波「いねぇよなア!!」←






小橋川「巫山戯てる場合かって!!」






金城「………






…おい、話が脱線している。さっさと話せ
俺は事件の状況を把握できてないんだよ。」






金城の一言で一気に場がシラケる。
真面目な人間が必要なのは当たり前だが
人に物を頼む態度では無い。






水岬「…なら、私はどのタイミングでトイレから
出たと思う?」






山口「うむ!!!
取り敢えず花ヶ丘の話も聞きたい!!!」






A「…私は光夜さんと同じく3時前後に
トイレに入り15分後に出ました。
その際に障害者用トイレをノックしましたが
反応無し、そして扉も開きませんでした。」






波多乃「じゃ、じゃあ光夜が
嘘をついてるってことか!?」






鳳「遠隔殺人なら直接手関わってないんやろ?
3:30分には光夜は外におったってことになる。
3:15〜25分くらいに出たんとちゃうん?」






金城「…いや、それはない。」






伊良波「オヨヨ?どうしてデス!?」

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作者名:あんこもち | 作成日時:2022年11月25日 23時

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