DRAにトリップしたと思ったら自分含めて非原作キャラ3人いるってマ？

25話 ページ32

〜水岬side〜





一通りやることを終えて、
家具を弾き飛ばしてモノクマメダルもゲットした。
…だから売店に行ってみたけど…



メモ帳とウ=ス異本と数珠にヒゲメガネ…
なんて言うか…統一感皆無。



…自由時間はどうしようかな。



牧ちゃんと比嘉くんの殺|人を止めるのは
はっきり言ってそこまで難しくない。


比嘉の親密度イベ見てる限りだと友利ちゃんと違って
根は良い奴みたいだから、
まぁ今の印象クソ最悪だけどちょっとずつ
彼の株は上げていかないとね。



比嘉くんを探したいけど…あら、





水岬｢おやおや山口くん。｣





山口｢あっ………光夜……｣





水岬｢調査は捗ってるかな？｣





山口｢え！？…あ、うん。｣





そう言えば山口くんの好きなプレゼントに
メモ帳があったな、正直1番使い道ないと思ったけど、
せっかくだからこれは山口くんにあげよう。





山口｢えっ…え？プレゼント…？僕に？｣





水岬｢さっき売店で取ったんだけれど…



私はまぁ、部屋にあったやつで事足りてるから、｣





山口｢あ、そっ…そっか！ありがとう。光夜｣







……ねぇ、光夜｣





水岬｢ん？｣





山口｢その……腕の傷はもう大丈夫なの…？｣





水岬｢祷ちゃんの完璧な処置のおかげで無問題。｣





山口｢そ…そっか…！それは良かった。







…さっき祷から聞かれたんだ。
花ヶ丘と木宮、僕ならどっちを信じるか…｣





水岬｢…答えは出た？｣





山口｢…まだわからない。弁護士がこんなこと
言うのは問題発言かもしれないけど…
木宮の涙を疑えない。


でも…花ヶ丘の話が現実的じゃないにしろ、
花ヶ丘が嘘をついてるように見えなかった。
しかも僕はっ…！


…光夜の陳述に対してひとつも反論出来なかった。｣





水岬｢じゃあ私が言ったあれは正論に聞こえてるの？



…まぁ違うか。
自分の中に存在してた偏見があの場で消えたから、
"木宮が自傷した"という
…道徳と常識を逸脱した1つの可能性を
否定できる根拠を失っただけ。｣





山口｢そうなのかな…。いや、きっとそう。
じゃなかったら、僕は何故…なんで…
今も花ヶ丘が木宮を切りつけたって思えない。｣





水岬｢…私はね、別にどちらか片方に寄り付く
必要はないと思う。普通に接してればいいんだよ。



どちらかの肩を持つわけじゃない。
中立なら中立として堂々としてればいい。｣





山口｢…無責任って言われないかな｣





水岬｢私はそうは思わない。｣

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