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そうして学校に着いて私たちは教室に入った
海人「今日は余裕で余裕で！セーーーフ」
なんて言いながら玲の頭を触る海人
そんな海人の手を払い除けて玲が言う
玲「なんで今日はこんなに早いの？
てかなんでそんなにテンション高いの！」
そう言う玲に海人はどやっとした顔で
海人「俺がAを玄関で待ってたからね」
なんて言うから玲が、は？と驚く
それを聞いて結菜も私たちのところに来た
結菜「は？海人が朝自分で全部準備してたの？
しかもAを待ってたの？」
嘘でしょ。なんて驚く結菜
海人は私たち3人を見て、コホン！と言って口に手を当てている
そんな海人がおかしくて私達は海人を見る
海人「実は3人に話したいことあってさ…」
改まって言う海人に違和感を覚える
玲「なに？海人から話って」
結菜「怖いんだけど。どういう系？」
海人「俺さ…
ついに、彼女ができましたー！」
いぇい！
そう言ってピースをして見せる海人
私たち三人は固まる
え
今、なんて？
放心状態になっていると玲が話しかける
玲「嘘だろ…？海人に彼女なんて」
海人「それが嘘じゃないんだなー！」
結菜「いやいや、相手はどこの子よ！
妄想じゃないでしょうね！2次元？！」
2人が海人に聞きまくる中
私はまだ固まっていた
嘘でしょ？
海人に彼女なんて
いつの間に…？
知らなかった
全然知らなかったよ
私は胸が苦しくなった
息がうまくできない
そんな私を置いて3人は話を続ける
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 14時
