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そんな風に見てくれてたの？
そんな風に思ってくれてたの？
嬉しい
私のことを見ていてくれる人がいるとは思ってなかった
永瀬くんってやっぱりすごい
なんて思っていると永瀬くんが振り返って、どした？と言ってきた
私は嬉しくなって永瀬くんに駆け寄って
A「永瀬くんがモテる意味が関わってて分かってきた気がするよ！
そうやって人のこと見てるところとかその人の本当の顔を見つけられるところとか。
あ、あとさりげない優しさ！私何度も助けられてる。
永瀬くんはやっぱり顔じゃないんだね！」
なんてことを言うと永瀬くんは一瞬固まったけど、顔を隠すように俯いてフッと笑った
そして顔を上げて私を見る
その目はいつも通りの永瀬くんだった
廉「あほか、俺は顔が綺麗やねん。それが9割や」
なんて言ってくるから照れ隠しかな？なんて思って笑った
A「はいはい、そうですね！」
そう言って流して私も歩き始める
永瀬くんは少し嬉しそうな顔をしてたように見える
そして2人並んで私の家まで歩いた
家の前について永瀬くんが言った
廉「今日連絡するから携帯気にしとけよ」
そう言った永瀬くんに、分かった！と返した
永瀬くんは笑って、じゃあなと言って帰ろうとした
そのとき
ｶﾞﾁｬ
私の家のドアが開く
私は急に開いて驚いて振り返った
永瀬くんも扉の方に振り返っていた
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 14時
