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永瀬くんが靴を履いている背中を見て
さっきの言葉を思い出した
私は何故だかドキドキが止まらなかった
2人で歩く帰り道
永瀬くんと歩くのも違和感なくなってきたななんて思っていた
すると
廉「俺らこうやって一緒に歩くこと多いよな
前は変やったけどもう今では違和感ないよな。
席隣になるまで一言も話したことなかったのにさ」
なんで同じことを考えていた永瀬くんに驚いた
A「そ、そうだよね！本当に！
同じクラスなのにお互い全然知らなかったよね」
なんて言うと永瀬くんは
廉「AA。
俺は隣になる前から気になってたけどな」
そう言う永瀬くんに、なんで？と返す
廉「だって全然俺に興味ないんやもんお前」
なんてことを言ってくるから思わず呆れ顔をしてしまった
A「出た！そのモテる発言…！
はいはい、今も隣で女の子に囲まれてるもんね」
そう言って私はサラッと流す
すると永瀬くんは
廉「いや、そりゃ寄ってこうへんことに気になり始めたんは事実やけど。
なんか常に一生懸命な人やなぁって思ってた」
私はそんなことを言う永瀬くんを見る
廉「いつも�盒兇鮓�る目が違ってたしほんまに�盒兇靴�映ってなくて他なんも見えてないんやろうなぁって。
授業とか周りどんだけうるさくても真剣に先生の話聞いてる顔とか、皆んな嫌がる仕事も真剣にやってるとことか、」
そう言って永瀬くんも私を見る
廉「すげぇなって。
Aは一生懸命な人って印象やったな
まぁそれは関わってからも変わらんけどな」
そう言って永瀬くんは先を歩く
私は歩いていた足が止まった
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 14時
