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A「永瀬くんがどうしたんですか？」
そうすると先生はニコッと笑って
平野「本人に聞いてみ？教えてくれるだろうから。
俺はAに期待してるから」
じゃ保健室寄って帰ってな！そう言って先生は私に手を振って廊下を歩いて行った
保健室…
行きたくないな
でも平野先生に助けてもらったままっていうのは良くないよね
それに今帰ったら海人と梨奈ちゃんに会う可能性もあるしもう少し時間つぶさなきゃ
仕方ない
一瞬だけ報告しにいこう
そう思って保健室に向かう
扉を開けようと手をかけたその瞬間、
ガラガラと先に扉が開いた
するとそこから永瀬くんが出てきた
私と永瀬くんは一瞬目があったけど私がパッとすぐにそらした
そして通り道を開けるように横にそれた
永瀬くんは一瞬何か言おうとしたように見えたけど何も言わずに去って行った
そして私は永瀬くんの後ろ姿を見ながら保健室に入った
保健室の扉を閉めると先生がこちらを見てきた
そして一瞬驚いて椅子から立ち上がって私の方に向かってきた
先生「Aさん！ずっと心配してたの…！
あれからは大丈夫だった？」
そう聞かれて私は、はいとだけ答えた
すると先生は安心したような顔して
先生「そっか、良かった。ずっと気になってたから。
あの日はどうして急にいなくなっちゃったの？」
なんてことを聞いてくるから
永瀬くんと一緒だななんて思い呆れる
そして私は先生の目を見てはっきりと答えた
A「先生が永瀬くんとキスしてたからです」
そう答えると先生は焦ったように戸惑い出した
先生「…え？な、なんのことか、」
A「見ました。先生と永瀬くんがキスしてるところ。
それで気持ち悪いなぁと思って勝手に出て行きました
永瀬くんは認めてましたよ」
そう言うと先生は、だからか…なんて言ってる
すると先生は急に私の両肩に手を置いてきた
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 14時
