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そんな永瀬廉を見て先生は、
先生「今日は来たんだな、よかった」
休みなし！そう言って出席確認を終えた
私はなんとなく気になって隣に座る彼を見た
すると偶然にも彼はこちらを見ていてばっちり目があってしまった
私は咄嗟に目をそらす
びっくりしたぁ…！
なんでこっち見てるの？焦った
なんて1人で考えていると海人が後ろを向いて
海人「A！どうしたの変な顔して！」
そんなことを言ってくるから私はパッと海人を見て、何もない！とだけ返した
なんとなくチラッと永瀬くんを見ると彼はもう机に伏せて眠っていた
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午前の授業を終え、お昼休みになった
いつも通り私は結菜と一緒にお昼ご飯を食べる
玲と海人はその前の席で食べているから実質は4人で食べている感じ
お弁当を食べながら話をしていると結衣が、あ！と言って話を始める
結菜「そういえば夏までAは永瀬くんの隣の席なんだね！あの人謎だよね〜」
なんて言って私の隣の空席を見ながら話す結菜
彼はチャイムが鳴ってどこかに行ったきり帰ってきてない
今年初めて同じクラスになって分かったことは永瀬くんはだいたい教室にいないってこと
どうしてか分からないけど欠席も多いらしい
それにくわえて遅刻したり教室にいなかったりするから授業日数足りてるのかな？なんて思った
私は目の前の結菜に
A「まぁいいんじゃない？どうしたいかなんて本人の自由だし、私には関係ないからね」
そう言ってお弁当を食べ進めた
そんな私を見て結菜は
結菜「ドライだね〜！興味ないの？！
永瀬くんって結構有名じゃん？ほら！格好良いし！」
それに…、そう続ける結菜の顔を見る
結菜「永瀬くんって色んな噂があるじゃん？
関わったら落ちない女はいないとか、手当たり次第誰でも受け入れるとか…！」
そんな噂をわくわくしたように話す結菜に私は呆れた
A「いや、興味ないかな」
そう返すと私の頭にポンと何か置かれた
私は頭の上の物が落ちないようにゆっくり振り返る
そこには海人がいた
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 1時
