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その後も材料を探し続ける
あとは卵と牛乳と…
あ！もしかして調味料とかもないかも？
そんなことを思っていると急にカゴが軽くなった
驚いて手元を見ると永瀬くんがカゴを持ち上げている
廉「重いやろ、持つで
てか他の人が使ってるあれ使えよ」
そう言って永瀬くんが指差す先を見るとそれは買い物カートだった
私は首を振って答える
A「あれって確かに便利だけど、カゴの重さが分からないからついいらないものも買っちゃったりするんだよ？」
慣れてるから大丈夫！そう言ってカゴを持って進もうとしたけど止められた
廉「分かったから俺が持つ」
そう言って永瀬くんがカゴを持ってくれた
A「ありがとう」
こっち！そう言って永瀬くんを調味料の売り場に連れて行く
A「どうしようかなぁ、これがいいかな…」
悩んでいると永瀬くんが商品を取って見せてくる
廉「これでいいやん、安いで？」
そう言って見せてくるものは高級な塩だった
私は、ダメダメ！そう言って永瀬くんの持っている商品を棚に戻す
なんでなん？そう言ってくる永瀬くんの顔を見る
A「よく見て？それは確かに数字的に安いけど中身の量が少ない！
こっちは一見高く見えるけど量はあるし今後も使える！
それにほら！」
そう言って塩の入ったボトルの裏側を見せた
A「日本産って書いてるでしょ？
安くて良い塩だよこれ！」
そう言ってカゴに塩を入れた
そんな私に永瀬くんが不思議に思ったみたいで
廉「じゃ、さっきは玉ねぎ三つ入りのあったやん。
そっちの方が安いやろ？」
そう聞いてくる永瀬くん
私は永瀬くんの真剣さにちょっと可愛いなぁなんて思いながらも答える
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 1時
