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昼休みになった
私は結菜と一緒にご飯を食べる
お弁当を広げる結菜が勢いよく話しかけてきた
結菜「ついに永瀬くん欠席だね！」
A「ついに…？」
結菜「ほら！席替えしてAが隣になってからはまだ休んだことなかったでしょ？
今日が初出勤になりますね！」
なんてわけが分からないことを言うから私は首をかしげていた
そんな私の様子に気づいたのか結菜は私に聞いてきた
結菜「え、知ってるよね…？
休みの人がいたらその日のプリントとかノートを見せるのは隣の席の人だってこと」
A「は？！」
結菜の言葉を聞いて驚く
A「ちょ！ちょっと待って！
まさか私が永瀬くんの家までそれを届けるなんてこと言わないよね…？」
結菜「届けるに決まってるじゃん！
今まで永瀬くんの隣の席に座った子はいつも先生に言われてそうしてたじゃん！」
知らなかったの？なんて言ってくるから知らないと答えた
そんな私に結菜はため息をついて
結菜「同じクラスなのに気付かないとかどんだけ周り見てないの…
普段から海人のお世話ばっかしてるからだよ！
この際、海人をAから卒業させてAは色んな人を見た方がいい！」
なんて言ってくるから私は即座に否定する
A「だから言ってるでしょ？
そういうのに興味ないんだってば」
そう言いながら私はお弁当を開けてご飯を食べ始める
そして結菜もお弁当を食べながら話す
結菜「まぁでもそういうのに興味なくてよかったかもね？」
意味深なことを言う結菜に不思議に思う
A「どうして？」
結菜「永瀬くんの噂、知らない？」
.
私がきょとんとしてると、知るわけないか！なんて言って話を続ける
結菜「永瀬くんって人気だから隣の席になった子はプリント届けるついでに永瀬くんに入り込もうとするみたいなんだけど永瀬くんはインターホン押しても出てこないらしいよ？」
そうしてみんなは諦めてポストに入れて帰っていくらしい
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 1時
