35 ページ35
.
私は永瀬くんの後ろ姿を見ながら思う
永瀬くんは何を言ってるんだろう
隣の席だからって家なんて分からないでしょ
変な人だな
そんなことを思いながら私は家に入った
そして自分の部屋から隣の海人の部屋を確認する
あれ？
部屋にはいなさそう
電気もついてないし人気もない
先に帰ったんだよね…？
私は自分の家を出て海人の家に行った
中には海人ママと美優ちゃんがいた
海人ママは私を見て、あら！なんて言ってる
私は海人ママに話しかける
A「ねぇ、海人まだ帰ってないの？」
そう聞くと、
海母「え？今日はAとタピオカだって昨日はしゃいでたわよ？行かなかったの？」
そう言われて少し戸惑う
海人どこにいるの？
なにしてるの？
でも確かにメールには先に帰ると書いてた
だから学校にはいないはず
もしかしてタピオカ飲みに行ったとか？！
いや、あの寂しがりの海人が1人で行くとは思えない
どこ行っちゃったんだろう
そんなことを思っていると
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
私の携帯が鳴った
私は慌てて携帯を出す
するとそこには、
"海人"
そう表示されてた
私は慌ててボタンを押して電話に出る
A「海人？！今どこにいるの？」
そう勢いよく聞くと海人が電話の向こうで驚いている
海人「びっくりするじゃん！そんないきなり大きな声で話さないでよ！」
なんて言われてちょっと反省
海人「ねぇ、まだ学校にいる？」
A「もう家だよ？」
海人「そうなんだ！俺今学校の近くにいるから帰るね！
家で待ってて！夜ご飯一緒に食べよ！」
そう言ってくる海人に気になることは沢山あったけど私は、分かったと答えた
そう言うと海人との電話は切れた
そのとき
海母「今日のご飯はパスタなの！食べていく？
晴人と翼の分もあるわよ」
携帯を見つめる私に海人ママがそう言った
私は、食べるー！そう言って海人ママの手伝いをする
そうして海人の帰りを海人の家で待った
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 1時
