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こんなに毎日考えて頭の中いっぱいなんだから！
廉「いや、悪い。否定的な意味ちゃうで？
ただどんな感じなんかなって」
そんなことを聞いてくる永瀬くんの顔は
何かを思い詰めたような顔をしているように見えた
廉「だっていつか絶対冷めるやん
そんなんに全力になれるんすごいなって思う」
ん？なんか
バカにされてるのか褒められてるのか
微妙なところだなぁなんて思っていると
廉「いや悪ぃ。ほんまにすごいと思ってるで」
A「あ、ありがとう」
廉「俺はなられへんわそんなん」
そんなことを言う永瀬くんの目の奥に何かあるように見えた
A「永瀬くんだって好きな人くらいいるでしょ？あんなに毎日女の子に囲まれてさ」
モテモテで羨ましいなぁ、なんて言う
すると永瀬くんは冷たいような低い声で
廉「皆んなてきとーやから別に好きちゃうで
まぁ女の子は嫌いじゃないから」
まぁモテることに変わりはない。なんてまた言ってきてちょっとムカっときたけど惨めになるから怒るのはやめておいた
廉「でも、」
そうつぶやいた永瀬くんを見る
廉「�盒兇蝋�せなんちゃう？
そんなにずっと想ってもらってるとか
なかなかないやろ、そんなこと」
なんてことを言うから戸惑う
A「…永瀬くんだって沢山の人から想われてるじゃん。
永瀬くんが好きじゃなくても永瀬くんは間違いなくあの子たちに想われてるよ」
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 1時
