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皆んなが帰る準備をしている中、私は数学の教科書とノートを開く
最悪だ。なんて思っているとカバンを持った海人が私の机にきた
海人「Aわざとなの？
なんでみんなして俺にタピオカイチゴミルク飲ませないようにするのさ！」
なんて言って頬を膨らまして怒る海人に私は全力で謝る
A「本当に本当にごめんね…！」
そう言うと結菜と玲がやってきた
結菜「放課後残らされるなんて授業中になにしてたの？」
そう書かれた私はゆっくりと永瀬くんを見る
永瀬くんはもう教科書に向かって問題を解いてる様子だった
A「ちょっと色々…」
そんなことを言っていると玲が、頑張れよと言って教室を出ていった
また明日ねー！そう言って結菜も玲の後を追いかけていく
海人「俺、またタピオカイチゴミルク飲まずに1人で帰るのか」
なんて言ってる海人に私は言う
A「15分だけ！待ってて！
絶対終わらせるから！終わったら連絡する」
そう言うと海人は一瞬考えて
海人「わかった！じゃ待ってる！
早く終わらせろよな？！」
友達の部活覗いてくる！そう言って海人は教室を出ていった
よし！
絶対15分で終わらせて海人とタピオカ飲みに行く！
そう気合いを入れて教科書を開けた
が、
開けたのは良いものの大量の問題を目にして固まってしまった
待って？
問題多すぎない？
それに答え付いてないしカンニングもできないよ…
そう思っていると
ガタッ
永瀬くんが椅子から立ち上がってカバンに教科書を詰め込み始めた
私は驚いて声をかける
A「え！ちょっと！帰るの？！
このページやり終えないと帰れないって先生言ってたじゃん！」
廉「やから終わったから帰んねん
ちゃんと職員室は寄っていくから」
そう言う永瀬くんに私はキョトンとした
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作者名：T.che | 作成日時：2020年2月21日 1時
