2話:街角妖怪亭 ページ3
A「……ん?」
角が生えた子「あ、いらっしゃい!食券あっちだから取ったら好きな所にどーぞ!」
たぬき…?「違うよ、螺旋。この子は新入りさんでしょ」
1つ目「はぁ!?人間雇うとかどうかしてるだろ!?……変更不可ですか、タチクさん…」
たぬき?「無理。店長が決めたもん」
角が生えた子「まあまあ、店長が決めたことなんだから仕方ないよ!」
1つ目「ちっ……」
A「あ、あの…」
螺旋「あ、驚かせてごめんね、あたしは螺旋!宜しくね、新入りちゃん!」
螺旋という角が生えた子は、私に手を差し出してくれた
A「あ、ありがとう…ございます」
私は螺旋さんの手を取り、立ち上がった。
え、待って、この子新入りって言ってなかった?
タチク「螺旋、順を追って説明しなきゃわかんないでしょ」
螺旋「あ、はい!先輩!
えっと…まず、街角妖怪亭へようこそ!君は今日からここの新入りだよ!宜しくね!」
A「……え?街角妖怪亭って……あの噂の…」
タチク「そう、君たち人間の噂となっている街角妖怪亭。それがここだよ。今は開店前だから静かだけどね。ボクはタチク。まぁ、化け狸の妖怪だよ。」
A「あ、うん。宜しくね、タチクちゃ(バシッ!)痛っ!?」
急に頭をチョップされた。
タチク「ボク、1000歳越えてるんだけど……タチクさんって呼んで」
A「アッハイ」
アレク「おい、そんな人間に構ってる暇あったらこっち手伝え」
螺旋「えー、ちょっアレク!その言い方はないんじゃない!?」
アレク「うるさい、俺は人間は嫌いだ。」
螺旋「つれないなぁ……あ、ごめんね、こいつはアレク。1つ目小僧の妖怪だよ。ちなみにあたしは鬼!」
色々予想外な見た目だなぁ…
タチク「新入り君、君は店長と話してきな、君をここに呼んだのは店長の妖力だから、きっと奥の部屋で待機してるよ」
螺旋「店長もかまちょだよねー」
アレク「早く行け、反吐が出る」
螺旋「アーレークーッ!!!!!!!!」
アレク「だぁぁちょ、角でつくな!!!!!!!!」
タチク「ボクが案内するよ、君はボクに着いてきて」
タチクさんは小柄な容姿で本当に6歳ぐらいの女の子と見間違えそうだ。
A「あ、はい!」
やっと見つけた仕事先。店長さんはどんな人なんだろう……
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午前の紅茶(プロフ) - 初コメ失礼します(・=・ )とてもおもしろいです!!続き楽しみにしてます!! (2019年6月13日 1時) (レス) id: 5367670020 (このIDを非表示/違反報告)
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