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２人の話―和也― ページ23
―和也―
優太｢A…｣
A｢この子は私達の子｡青葉と双葉｣
Aはようやく落ち着いた子供達を見せた。
和也｢驚いた？｣
優太｢あ､うん…｣
実はAは高校時代は優太と付き合っていた。
俺はその頃には仕事が増えてAと優太にはなかなか会えない日が続いていた。
A｢やっぱり私､２人連れて自分の家で寝るよ｣
和也｢え､あ､そうか｣
優太に気を使ってるのか。
優太｢ごめんA｡俺､何も知らなかったからさっき｣
A｢気にしないでよ｡私も会った時に言えば良かったからさ｣
なんだかこの話が続きそうだったから､俺はテレビを点けた。
そっか。今日は木曜日か。
画面には大きく番組ロゴが出ていた｡
Aと優太も自然とテレビを見つめる。
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作者名：美緒 | 作成日時：2013年3月27日 17時
