侵入者は月下の奇術師�� ページ6
「あーあ、もう既に学校に行きたくない…」
私の新居は、政府が購入した住宅街にある一軒家である｡購入した土地としてはあまり広くは無いのだか、その分上に伸びていて天井が高いのでなかなかに広く感じるのだ。
2階にはリーフバルコニーがあるのだが、そこがかなりこの家で気に入っている点なのだ。
そこには、なかなかにオシャレなテーブルとイスを置いたので天気のいい日に読書をするも良し、月を見るもよし、書類仕事をするも良し！！！
ふっかふかのソファーにだらしなく横になってそんなことを考える。
このあとは、報告書を書いて明日の準備して…それから…
バサッ…カタッ
バルコニーの方から風で布がめくれた時のような音と、人の気配…
襲撃か？それとも刺客？異能目当ての誘拐犯か？
まあ、なんにせよ。何者かがいることは間違いないのだ。
ならば、やることは1つ。拘束しよう。少なくとも、こんな夜更けに他人の家のバルコニーに侵入するやつが一般人なわけない。
私は、素早くバルコニーに通じる窓を開け、バルコニーに出る。月は雲で隠れている様で辺りは真っ暗だが、夜目はきく方だし、何より気配でだいたいどこにいるかが判る。敵は1人。自分の気配は極限迄消し地面を蹴って、侵入者に飛びつく相手の腕を掴み身動きが取れぬよう捻りあげた。
音もなく忍びより、あっという間に相手の動きを封じる事が出来たのは、Aが護身術として、元凄腕の殺し屋から教わった暗殺術によるものだ。
「〜ってぇ」
若い青年の声がした。夜の闇が深すぎて相手がどんな姿をしているのかはっきりと捉えることが出来ない。
「そこで何をしていた」
威圧を込めた、酷く冷たい声で相手に質問を投げかける。尋問とも言うが…
その時だった。月を隠していた雲が晴れた。
月明かりがバルコニーを照らす｡
(名前の)碧眼が拘束している相手の姿を捉えた。
純白のマントに真っ白なスーツ。先程、飛びついた、押し倒したとも言う衝撃で落ちであろうシルクハットがすぐ近くに転がっていた。右目にある、特徴的なモノクル。
Aが拘束している侵入者の正体は月下の奇術師。怪盗キッドであった。
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アゲロ - コナンクン，，，相変わらずすごいな汗頑張ってください！ (2020年9月27日 19時) (
レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - いや…吹っ飛ぶけど対した怪我しないからいいはアカンやろ(ツッコミ) これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年6月9日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ | 作成日時：2020年5月14日 17時
