江古田高校�� ページ4
「ねぇねぇ！好きな食べ物は？」
「彼氏いるの？」
「横浜って危なくないの？？」
「すっごい綺麗な髪！！地毛？」
「えっと……」
ど、怒涛の質問攻めに苦笑いしか出来ん。
休み時間に入るとクラスの子達が私の席を囲って思い思いの質問をしてくる……
私の席は窓際の1番後ろの席なので囲まれると身動きができない。
「ストップ！ストップ！！！みんな順番に！！！織田さん困ってるでしょ！！ごめんね〜織田さん」
メガネをかけた如何にも優等生！！！って感じの女の子が一際大きな声でクラスメイトを制した。
「大丈夫。ありがとう。えっと好きな食べ物はカレーで、彼氏はいません。横浜はふつーにしてれば危なくないよ。髪は地毛です」
人当たりの良い笑みを貼り付けて、質問に答えながら私は思った。
……賑やかだなぁ。と。
私の髪は透き通るような金髪である。ついでに言うと、瞳の色は青色。世にいう金髪碧眼である。
とはいえ、勘違いしないで頂きたいのだ。私は日本人である。いや、血筋に異国の血が流れている可能性があるかもしれない。
でも、私は言いたい。金髪だからといって必ずしも外国の血が混ざっている訳では無い！ということを。
なぜなら、純日本人である辻村さんは青緑色の髪だし、綾辻先生も金髪だった。中也さんだって綺麗な橙色の髪だし、織田作だって赤髪だったのだ。
もっと言うならピンクの髪だって半分白で半分黒の髪を持つ人だって世の中にいるのを私は知っている。
……っとまあ、そんなことを考えながらボーッ授業中に窓の外を眺めていた。すると、隣のクラスの窓の方から色とりどりの紙吹雪が出てきたのを目にした。
紙吹雪の後から拍手が聞こえてきて、気になって隣の席の男の子に隣のクラスで何かやっているのか？と聞いた。
彼が言うに、隣のクラスには有名なマジシャンの息子がいて、授業中だろうがお構い無しにマジックを披露する生徒がいるそうだ。
他にも警部の娘や、ロンドン帰りの高校生探偵。
まるで魔法で魅了でもしているのかってほど男子生徒から人気のある美少女がいるらしい。
なんともまあ、個性的なクラスである。そっちのクラスでなくて良かったと心から思った。
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アゲロ - コナンクン，，，相変わらずすごいな汗頑張ってください！ (2020年9月27日 19時) (
レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - いや…吹っ飛ぶけど対した怪我しないからいいはアカンやろ(ツッコミ) これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年6月9日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ | 作成日時：2020年5月14日 17時
