adventure 74 ページ32
広臣「中に入るには荒いごとになるが」
バン!!
広臣は屋上の扉を蹴り破る。
隆二「下に行くから気を付けろうよ」
隆二の言葉で各自は離れていく。
「暗いですね」
剛典「あぁ夜のビルの廊下ですから」
「警備員に見つかれば私たち.....(バッ!!」
突然岩田さんは私を壁際に隠す。
剛典「静かに.....ドローンがいる」
「あっ..........」
私たちが歩いていた所にドローンがいた
もし岩田さんに隠さなければ私は今頃ドローンに見つかっていたはず。
剛典「警備員の代わりにドローンか」
「確かに最近のドローンは凄いですからね」
剛典「透明な俺たちでも機械には誤魔化すのは無理からな、ドローンを突破をするのも.....」
「あの機械って水にかかったら壊れますよね」
剛典「..........!!」
「どこかに消火栓があると思います」
剛典「良い考えだな、早速やってみよう」
「待ってください」
消火栓を探しに行こうとする剛典をAは止める。
「今、2人が出れば確実にドローンに見つかると思います、ここは1人で行ったほうがいいと思います」
剛典「確かにそうだな.....でも1人で行ってもドローンに見つかると思う」
「.....誰かが囮になるのはいいと思いますか」
剛典「囮」
「最初に囮の人がドローンを引き寄せて次の人が消火栓に行くのは」
剛典「その考えはいいな、じゃあ俺が囮になるからAちゃんは消火栓をお願いな」
「はい」
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作者名:親指姫 x他1人 | 作成日時:2019年8月1日 20時