月齢の能力者 2 (ページ19)

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adventure 61 ページ19

先生「全然タイムが伸びてないな」

「えっ？」

先生「1週間も休んでいたこともあるが楪のタイムが落ちていて」

「見せてください」

陸上部で幅跳びのタイムを計ってもらい、私のタイムが落ちていると聞く
記録帳はあの時より私のタイムが落ちている
あの時はあんまり気にしてなかったが普通じゃない。

「これって一体どういうこと」

最高時はあの宙を浮いた辺り、恐らく２・３週間前
そういえば私が宙を浮いたのは満月の日だった、その辺りから月の満ち欠けであんまり宙を浮かなくなった同時にタイムが落ちだした。

「月とこの現象は関係あるっていうの」

下水に落ちた時私は宙に浮かずに落ちてしまった
やはり宙が浮いたのは月と関係あるのでは.....

隆二「えっ？月で宙を浮いたじゃないか？」

「うん、けどわからないの、本当に月で変化しているのか」

私は隆二くんの家で今日のことを話す。

隆二「月の満ち欠け.....確かにそれはありえるかも」

「えっ？」

隆二「ある本で書いてあったの、魚の一種には満月の大潮を選んで産卵するものがある、つまり生物の生体サイクルは同調していると」

「何だか難しいです」

隆二「まぁ簡単に言えば女性の生理もひと月ごとような」

「確かにそうね」

よくわからないがやはりこれは月に影響をしているかもしれない。