月齢の能力者 2 (ページ12)

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adventure 54 ページ12

剛典「そうきましたか.....」

広臣「生け捕りする楪まで穴に落としたのが何か気になったんだよ」

つまりあの人たちは最初からこれを狙っていたのでは.....

颯太『制限時間は5分まで、この水は早く入れているので５分後には溺れます』

広臣「クソッどの道俺らを殺すつもりだろう」

颯太『上からの命令なので２人には申し訳ありません』

剛典「臣さん、俺たちこのまま.....」

広臣「諦めるな！！何か方法あるはずだ！！」

「何か方法って.....」

剛典「他に道具なんて」

突然の選択肢に焦りだす３人
水はどんどん増えていく。

広臣「俺は一体何のために.....」

いつも冷静な登坂さんが諦めかけている.....
どうしよう、どうしよう.....

剛典「冷静になってください臣さん!!きっと何か方法があるはずです！！」

「冷静..........」

一旦落ち着け、冷静に考えろ
過去に振り返れば何か

広臣『あぁ.....ビルの科学者を作った靴のおかげよ』

「っ..........！！」

そうだ、あの靴だ！！

「登坂さん、あの靴は持っていますか」

広臣「はぁ？この前のか」

「あの靴って科学者たちが作った者ですよね、空を飛ぶこともできれば泳ぐこともできるはずです」