今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:3,208 hit
小｜中｜大
20、方程式と押し ページ21
アランside
｢きららちゃん、きららちゃん！｣
ここ最近、関汰がよく声をかけている。
すると凛空が、どこかへ行く。
謎の方程式…
関汰のために気をつかってるのか？
いや、でも、わざわざ離れなくても良くない？
俺ずっと、きららちゃんの隣の席で
スマホ触ってるよ？？
俺が気にしすぎなのか？
｢えっ、きららちゃんピアノ弾けるの！？｣
｢はい。間違っているか、正しいのか、
自分の耳ではわかりませんが
3歳ぐらいから母に教わってます｣
突然の新情報。
耳が聞こえなくても
聞こえる人と同じ扱いをするらしい
きららちゃんのご両親。
そのおかげで、
きららちゃんの今があるんだろうけど
つらくなかったのだろうか？
どうして彼女はいつも笑顔なのだろう？
｢今度、聴かせてよ。きららちゃんのピアノ｣
｢えっ、下手ですよ？｣
｢きららちゃんが、
どんな音色を奏でるのか聴いてみたい。
なっ！アラン！｣
｢えっ！｣
突然、巻き込んできた…
そこは2人きりじゃないのかよ！
｢…では、練習しておきますね｣
｢よっしゃ！楽しみにしてるね｣
実は、きららちゃんって押しに弱い…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：風男塾
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
