僕のPrincessはココアパンケーキがお好き。

10、呼び名 ページ11

学校前で風男塾さんたちと別れた。

なのは｢また明日ね！｣

乙綺｢また明日ー！｣


それから、いつもの4人で寄り道。

それぞれ好きな飲み物を片手に
公園のベンチに座って喋るのがお決まり。

心｢風男塾さん、カッコ良かったよね！｣

湊都｢憧れの先輩たち｣

乙綺｢だからなのはちゃんも、
りほちゃんも可愛いんだろうなぁ｣

いっくんは言い終わった後、
持っていた飲み物を飲み干した。

叶逢｢先輩方だけじゃなくて
香月さんや草歌部さんにも迷惑かけないように！｣

心｢はーい！｣

って、返事したものの、
あの様子だと僕たちが香月さんを助ける側だよね？笑


香月さん…

なのはちゃんって呼んだら驚くかな？

でも先輩たちがいると名字呼びって
なんか、ややこしいし。

でも突然、名前で呼ぶのもなぁ…

湊都｢こころん、どうかした？｣

心｢先輩たちがいるときに
彼女たちを名字で呼ぶの、ややこしいなぁって｣

叶逢｢あー、確かに。じゃあ名前で呼ぶ？｣

心｢いきなりだと驚かないかな？｣

湊都｢僕たち全員がなのはちゃん、りほちゃんって
呼べば違和感はマシなんじゃない？｣

乙綺｢俺たちのことをあだ名で呼んでもらえれば
問題ナシでしょ！｣

そんなわけで僕たちだけの中で
2人を名前で呼ぶことに。

でも、なんかなぁ…ひっかかりがある。

どうしてだろう？

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