Ballad of the Phantom 2nd

58、健水視点 ページ8

隣国が手を組んで
トルヴィアノを攻めたが
落雷により失敗。

トルヴィアノの救護班が怪我人などを助けた。

爽太郎｢え、敵を助けたんですか？｣

健水｢そうや。なんの反撃、攻撃もしてへん｣

してへんって言うて良いんか、わからんけど…苦笑

大弥｢そんなに都合良く雷が…｣

真咲｢まぁ姉さんがいるしね…苦笑｣

麗がおったら
トルヴィアノが衰退すること無いよな？

じゃあ、麗が女王のままで良くない？

俺がトルヴィアノのトップに立たんでも…

俺は俺で、エオッドまとめるし…

今も、まとめれてるんか、わからんけど。

大弥｢とりあえず戦争にならなくて良かったですね｣

真咲｢姉さんが戦争断固反対って人だしね｣

爽太郎｢戦争無いのが当たり前の世界に
早くなってほしいなぁ…｣

確かにな。

争いが無い世界が一番やと思う。


…ていうか

健水｢宙は？｣

大弥｢あれ？聞いてませんか？
今日はお姉さんのところに行ってますよ｣

健水｢行くの、今日やったっけ？｣

爽太郎｢なんか呼ばれたみたいですよ？｣


麗に呼ばれる？宙が？俺じゃなくて？

なんでなん…？


真咲｢珍しいお菓子が手に入ったら
連絡する約束をしてるんだそうです｣

ﾐ(ﾉ_ _)ﾉ=3 ﾄﾞﾃｯ!

大弥｢宙くんらしい。笑｣

爽太郎｢ここでも、よく食べてるのに。笑｣

なんや…そんなことか…良かった…


宙｢ただいま戻りましたー｣

大弥｢おかえりなさーい｣

真咲｢今日は何を食べてきたんだ？｣

宙｢今日は姉さんの手作りクッキー！
試作品だってさ。もらってきた｣

爽太郎｢わーい！｣

ほんまに餌付けされてんねんな。笑

宙｢兄さんもどうぞ｣

健水｢ありがとうな｣



ほんまに、餌付けされてるだけ、やんな…？

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