53、健水視点 ページ3
麗が眠っている間、
ずっと側におった。
仕事しつつ、麗の様子見つつ…
その間、麗は静かに眠っていたり、
ときどき魘されたりしてた。
毒のせいなんか、予知夢のせいなんか、
見てるだけではわからんかったけど
魘される度に、俺の名前を呼んでくれた。
その度に
健水｢ここにおるで｣
って麗の手を握った。
それが伝わってたんかはわからへんけど
そうすると必ず落ち着いた。
これほど頼ってくれて、求めてくれる。
愛してるって言葉じゃ足りひんくらい
愛おしく感じた。
守りたいと思える人。
この世界でたった1人の俺の婚約者。
簡単に手放したり、失いたくない。
宙｢兄さんも姉さんも、それぐらいにしなよー｣
麗｢口やかましく言うのは健水でしょ！｣
健水｢俺は心配してるだけやろーが！｣
麗｢だから心配しすぎなのよ！｣
健水｢心配せずにおれるかー！｣
真咲｢2人とも落ち着いて…笑｣
こんだけ口やかましく言い争えるのは
麗ぐらいちゃうかな？笑
爽太郎｢健水くんは、それだけお姉さんを
愛してるんですよね？お姉さんはお姉さんで
健水くんに心配しすぎて欲しくないんだよね？｣
麗｢心配かけたのは悪いと思ってるけど…
そんなに私のことをばかり心配してたら
自分のことが疎かになってしまうから…
それで健水が体調崩したら、嫌だし…｣
ごにょごにょと言う麗。
めちゃくちゃ可愛いやんけ！！！
大弥｢さぁ、仲直りの握手しましょ！｣
健水｢え、子供っぽすぎひん？｣
大弥｢じゃあキスにしますか？｣
健水｢あ、あほか…/////見せ物ちゃ…｣
喋ってるのを強制終了された。
弟たちが驚いたり、目をそらしたりしてるのが
なんとなく視界に入った。
麗｢仲直り。これで良いでしょ？｣
宙｢姉さん、大胆！｣
真咲｢わざわざ見せつけてくるとは｣
大弥｢本当にするとは｣
爽太郎｢仲良しこよし♪｣
この後、冷やかされたのは言うまでもない…
そして、これが麗との初めてのキス。
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空井 奏音(プロフ) - あるぱかさん» そう言っていただけて、本当に嬉しいです！ありがとうございます(^-^)また愛読していただけるように良い作品をアップできるように頑張ります！ (2020年3月23日 9時) (
レス) id: a2ac2c9dcc (このIDを非表示/違反報告)
あるぱか(プロフ) - 完結おめでとうございます！！ずっと愛読させていただいていたので、終わってしまうと思うと寂しいです…。本当に素敵な作品でした！！次作も楽しみにしています！！！ (2020年3月23日 0時) (レス) id: f96fc9fa91 (このIDを非表示/違反報告)
空井 奏音(プロフ) - ガープ女子さん» 大変失礼致しました。きちんと外させていただきました。ご指摘ありがとうございます。 (2020年3月20日 22時) (レス) id: a2ac2c9dcc (このIDを非表示/違反報告)
ガープ女子(プロフ) - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい！！ (2020年3月19日 22時) (レス) id: feca30ed8b (このIDを非表示/違反報告)
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