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3、健水視点 ページ3

麗「さぁ。手当ては終わったわ。
どうする?私を消す?」

不敵な笑みを浮かべる第一王女。

今、何も整ってへん状態で勝ち目は無い…

健水「…」

麗「渋々、私に従うってことかしら?」

健水「俺は何をすれば、ええねん…」

そうね…と少し考える彼女は
考えているフリをしてるだけで答えは出てた。

そして、また不敵な笑みを浮かべ、こう言った。



麗「私と結婚しなさい」



・・・?

え?

健水「はぁ!?一国の王女が何言うてんの!?」

麗「しっ!声が大きい。
誰かに聞かれたらどうするの?
それこそ、あなたの人生終わりよ?」

健水「す、すまん…
けど、突拍子も無さすぎるわ…」

麗「良い?これは拒否権無しよ。
今日のことを黙っておくのも、傷の手当ても
大きな貸し。それを返すには十分でしょ?」

健水「でも結婚って…」

麗「あなたは私を愛するようになるわ。
これはね、天の運命なのよ。誰も逆らえない」

言うてる事が、めちゃくちゃや…信ぴょう性もないし…

麗「…詳しいことを話してる暇は無さそうね。
きっと仲間の方々があなたの帰りを待っている」

メンバーのことまで知られてんのか…

麗「次の満月の夜0時にここで待っているわ。
警護も今日より少なくしておく。
そのときに、きちんと話しましょ。健水」

健水「さっそく呼び捨てかよ…」

麗「健水も私のことを名前で呼んで?
これは、あなたに与えられた特権よ」

健水「…麗……」

麗「…名前で呼ばれるのは良い気分ね」

俺は最悪やけどな!?

麗「さぁ、こっちよ。早く外に出なくては」

めっちゃ麗に流されてるんやけど、ええんかな…

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空井 奏音(プロフ) - あるぱかさん» コメントしていただけて、すごく嬉しいです(>_<)ありがとうございます!そんな風に言っていただけるとは…(TT)素敵な作品になるように頑張りますね! (2020年1月2日 19時) (レス) id: a2ac2c9dcc (このIDを非表示/違反報告)
あるぱか(プロフ) - 急なコメント失礼します!ついに推しメインの作品を書いていただき、とても興奮しております!笑 健ちゃんの卒業発表があり号泣でしたが、この作品を読んだら笑顔になれました!風男塾のこれからとこの作品のこれからを楽しみにしてます!! (2019年12月28日 1時) (レス) id: f96fc9fa91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空井 奏音 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年12月24日 12時

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