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4、大弥視点 ページ4
目を疑った。
ただのメール。
そう思って開いたら…
件名：無題
聖なる林檎を覚えていますか？
�狎擦覆詢啗薛�
そんなことを言うのは一人しかいない。
聖奈｢私は大弥の聖なる林檎！｣
でも、それを言う彼女は、もういない。
じゃあ、誰から？
このことを知っている人はいないし…
メールアドレスを見ても思い当たる人がいない。
誰なんだろう…
イタズラにしては、タチが悪いし…
とりあえず無視しておこう。
下手に反応したら何が来るかわからないし。
そう思って忘れようとした。
でも忘れられなかった。
一日に何度もそのメールを見てしまう。
そして、またメールが来るんじゃないかって
どこかで期待してしまっている。
良くない…分かってる…でも…
でも、もし、本当に聖奈だったら…？
そんな奇跡あるわけないのに、なんで…
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