むむむっ ページ25
ブレイド「あ、嗚呼!」
『了解しました。
…では、メタナイト卿も含めて4人でお話しません?』
私はそういう提案を出した。
過去を話す訳じゃないから、みんなが聞いてもいい話なのだが…友達になるためには1:1など、人が少ない状態の方がきっと仲良くなれる。
深い信頼ならば、なおさら少人数で本心をさらけ出さなきゃ。
かと言って、”私は”これが本心なのだけれど……きっと向こうの本心がさらけ出せてない状態だ。
すると、「いやぁ〜!」と拒否する声が聞こえた。
『!? カービィ…?』
カ「ぽよ!ぽよ!」
ぎゅーっ
カービィは言葉を理解して、離れたくないのか、抱きついてきた。
ビックリしていると、どこからか誰かがため息をついていた。
メタ卿「…カービィ。
今日はずっとAにくっついているがどうしたんだ。」
カ「うぅ」
可愛い声で唸るように、メタナイト卿を見ていた。
……ん〜、喋りが合わないから会話ができないのが辛い。
私は唸っているカービィの頭を撫でて、優しく声をかけた。
すると、カービィは直ぐに私を見て餌待ちの犬のようだ。
『あの、カービィ? 離れてはくれないの?』
カ「ヤぁ〜!」
『どうして?』
カ「ぽよ……やらぁ〜!!」
私の問いに何か言ったようだが、その後すぐに”ヤダ”と言ってから、引っ付いてしまった。
グリグリ…と甘えたいようで、私は頭を撫でてあげた。
フ「本当に異常ね…」
『私、この子にありえないほど信頼を置いてもらってるのかな?』
カ「ぽよ!ぱやぁー!」
メタ卿「! ……」
何かを察したのか、メタナイト卿は少し深く考え始めた。
皆の視線は私とカービィのところ。
カービィは楽しそうに何かを私に話しかけてるみたいで「ぽよ」とたくさん言っている。
その間私は、適当に相槌を打って頭を撫でてた。
そして話終わると、カービィはぴょん…と軽く飛んできた。、
『え__』
「「「!?」」」
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ネクロ雪だるまを食べる - カービィィィィィィィィィィィ!?!?!? (2023年5月5日 19時) (レス) @page26 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 兄に思い出してもらないのは辛いっっ!ってカァァビィィィ!? (2023年3月31日 10時) (レス) @page26 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ぱわぁー - か、カービィちゃん!? (2023年1月3日 22時) (レス) @page26 id: 8ca97aafcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2022年10月17日 2時