子供 ページ13
「はぁーい!」
そう言った。
そして、腕から離れてくれて手を繋いだ。
(上手く…行った)
心のどこかホッとして、メタナイト卿を見た。
彼はとても驚いていた。
「…まぁまだ動きやすいか」
『はい。これならおにーちゃんの所へ行っても平気です』
「はぁーい!」
カービィは気分よく元気に返事していた。
…手を繋ぐだけでも元気なんだなぁ。
先程の離れたくないと言うやつはなんだったんだろうか…?
なんて疑問に思う。
そして改めて子供2人がわたしの前に立った。
「私はフームよ。でこっちは弟の」
「ブンだ!
お前、カービィのなんなんだよ」
『わたしはA。この子_カービィとは初対面だよ』
そう説明した。
2人の視線はわたしからカービィに目を向けられた。
きっと(初対面なのにどうして抱きついたんだろう…)と思っているだろう。
カ「かーびぃ!かーびぃ!」
フ「カービィの名前は知ってるわ。いつも一緒に居るでしょ?」
カ「ふーむ!」
カービィは彼女の名前を呼んだ。
【ぽよ】だけじゃなくて名前も呼べるのか。
そしてメタナイト卿がそばに来た。
メタ卿「フームとブンは陛下と同じこの城で住んでいるんだ」
『えっ…』
目を向けると、フームは髪に手をつけてフワッと揺らしていた。
そして「ここの大臣の娘よ」と自信満々に言った。
(このお城に…住んでる…)
スゴい。
こんなに大きなお城を家と言える彼女に憧れを覚えた。
目を少し輝かせていると、メタナイト卿は少し微笑んでからわたしを見た。
メタ卿「では、そろそろ本命に行くか?」
『はい!』
フ「本命?なにかするの?」
彼女はそう言って首を傾げた。
わたしは顔をそちらに向けて少し微笑んだ。
『おにーちゃんに…会いに来たんです。』
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ネクロ雪だるまを食べる - カービィィィィィィィィィィィ!?!?!? (2023年5月5日 19時) (レス) @page26 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 兄に思い出してもらないのは辛いっっ!ってカァァビィィィ!? (2023年3月31日 10時) (レス) @page26 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ぱわぁー - か、カービィちゃん!? (2023年1月3日 22時) (レス) @page26 id: 8ca97aafcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2022年10月17日 2時