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その時、バチッ…っと電流のようなものが体に走った。
(知ってる)
わたしはデデデを知っている。
どうして?
どうして知っているの?
だって、わたしが覚えているのはおにーちゃんがいることしか覚えてない。
(デデデは…きっと…わたしのおにーちゃん?)
そう思うとナニカがカチッとハマった。
まるでパズルのピースのようなものがキッチリハマった。
…目元が熱く、涙が止まらない。
(どうして名前を忘れてたんだろう)
分からない。
だけど、血縁者を思い出したのなら…死ぬまでに会ってみたい。
そう思うとどこか元気が沸いた。
この元気が持つかは分からないけど、今のうちに動いておかなきゃ死んでしまう気がする。
(きっと、おにーちゃんだと思って。行こう)
そして、わたしはポップスターに向かう事を決めた。
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数年後(現在)
ポップスターは冬であった。
冷たい風が木々の間を通り、雪の降る冬の季節。
珍しく、小さな雪が積もった今日。
子供たちは外に出て雪遊びをしている。
そんな所にわたしはたどり着いた。
『やっと…ついた…』
ふぅ…とため息が出るとその暖かい吐息はすぐに白い霧になって消えていった。
それを見届けては、村に向かった。
村に行けばおにーにゃんの情報が分かるかもしれない。
__
_
『……』
村では沢山の人が雪遊びをしていた。
雪が珍しいのか、大人もはしゃいでいる。
(うっ…行きずらいなぁ…)
みんなが楽しんでいる所に魔は刺したくない。
少し困った。
『…!』
少し見て様子を伺っていると、雪だるまの土台だろうか?
すごく綺麗な丸い雪を作っていた者がいた。
その者は休憩していてる。
とても大きく、綺麗な雪玉だ。
(今しかない!)
そう思って足を動かした。
『すみません。』と声をかけた。。
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ネクロ雪だるまを食べる - カービィィィィィィィィィィィ!?!?!? (2023年5月5日 19時) (レス) @page26 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 兄に思い出してもらないのは辛いっっ!ってカァァビィィィ!? (2023年3月31日 10時) (レス) @page26 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ぱわぁー - か、カービィちゃん!? (2023年1月3日 22時) (レス) @page26 id: 8ca97aafcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2022年10月17日 2時