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以前 ページ1

わたしの名前はA。
少し前まではもっとここより寒いある集落に居たんだけど、すこし揉め事があって追い出されてしまった。

無一文。

それが今のわたし。
それに付け足してあまり過去の記憶がない。
どこで生まれたのか…誰が親なのか…何も覚えていない。

覚えているのは”おにーちゃんが居ること”

その記憶だけ覚えている。
…親もお金もないわたしを受け入れてくれる所はきっと無い。


〈これからどうやって生きよう…?〉


困りながら歩いていると、ラジオから音が聞こえた。
目線をあげるとわたしはテレビ屋さんの前にいたみたいだ。

追い出されたショックが大き過ぎて、食欲が無くただ歩いてきた。

ここがどこだか分からない中、そのラジオの声を聞いた。


「さて、今週のラジオ番組は【銀河戦士団】と【ポップスター】についてです」


そう言ってはラジオからは紙をめくる音が聞こえた。
…興味はない。
私は戦いは得意じゃない。

でも、なんだか疲れたし無気力なので動く気すらも無かった。

ボーッと立っているも、ラジオの声は自然と耳に流れてきた。



「銀河戦士団とは…悪の帝王、ナイトメアを倒すために結成された組織でした。
でもナイトメアはとても強く、倒されてしまった。

しばらくの間、ナイトメアは暴れ回っていましたが…最近、ポップスターと言う星がナイトメアを倒したと言う情報が入っています。
この星は自然豊な珍しい星です。

この星をまとめる王は【デデデ大王】と言う者で、側近には銀河戦士団の生き残りの【メタナイト】も居らっしゃるようです。是非、暖かい時期になれば旅行で行ってみてはどうでしょうか?」



ピクリ…。



『あ、れ?』


ふと涙が止まらなかった。
体の異変に思わず心が驚き、涙を拭うも…止まらなかった。


『デ、デデ…。どうして…わたし…』


_その名前知ってるの?。

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ネクロ雪だるまを食べる - カービィィィィィィィィィィィ!?!?!? (2023年5月5日 19時) (レス) @page26 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 兄に思い出してもらないのは辛いっっ!ってカァァビィィィ!? (2023年3月31日 10時) (レス) @page26 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ぱわぁー - か、カービィちゃん!? (2023年1月3日 22時) (レス) @page26 id: 8ca97aafcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2022年10月17日 2時

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