【星のカービィ】メタナイトに妻ができま(( (ページ8)

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『……はい？』

(え、え？
何がどうなってこう言う風の吹き回しになりまして…？)

どこか怖さが沸いた。
ガタガタと少し手が触れると、メタナイト様は優しく包み込むように手を拾った。

？？？

すると、後ろから「う”わ”ぁ””ぁぁ”ぁん”」とうるさい泣き声が聞こえた。
驚きながら、軽く振り返ると、お父様がギャン泣きしていた。

お父様「ついに、認めたのかぁっ、つっ…((泣」
『え、私は＿＿！？』

私が訂正しようとすると、手を引っ張られた。
不意にバランスを崩し、メタナイト様に抱きつくように倒れた。

ﾄﾞｻｯ…

『いたた…何す＿』

と言うとすぐに口元を抑えられた。
そして、小声でメタナイト様は声を出した。

メタ「なぜ、[はい？］にしたんだ。他の言い回し方もあった筈だろｯ」
『…貴方様こそ、なんで急にそんなこと言ったの…？』

メタ「仕方なかったんだ…こうするしか」

彼は何処か不満げだった。
だが、状況が分からない私の方が不満げだッ。

私は近い距離で、精一杯睨んだ。

『私は貴方様の便利な玩具(おもちゃ)では、無いですｯ！』
メタ「……」

すると、メタナイト様は少し起き上がった。
そして私に手を差し出し、声が通常に戻った。

メタ「すまない。少しふらついてしまったようだ。怪我は無いか？」
『……ええ、大丈夫です。』

私も声を普通に戻し、立ち上がった。
スカートについた汚れを少し払い、泣いているお父様の側へよった。

(…メタナイト様がこうするしか無かったって…余っ程、責められてたのか？)

ふと、そんなことを考えながら、お父様に『大丈夫でしょうか？』と尋ねると、泣き付かれた。

お父様「もう、そんな歳頃なのじゃぁぁ、嫌じゃぁぁっ」
『……お父様』

(なら、[やらん]って私を守って欲しいな…)

数分、お父様は私の懐で泣きわめいていたが、落ち着いたのか深い深呼吸をしていた。
その間は優しく撫でて置いた。

お父様「メタナイトや」
『…』
メタ「なんだ？」

お父様はメタナイト様の手をガッシリ掴み、目を合わせていた。

お父様「娘…Aを頼んだのじゃっ」
メタ「嗚呼……」

『』