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…涙が枯れると少し前を向けるようになった。
何というか、お母様は守ってくれていたのだろう。
そう言えばお母様は言っていた。
【Aの彼氏は、私より強い人じゃなきゃね!】
それを叶えたのだろうか。
お母様とはとても話したわけじゃない。
でも、泥が合った時そう感じた。
…誰かに守られている気はしていた…あの吐き気は何とかしてほしかったけど。
私はお父様の部屋に訪れた。
コンコンコン…とノックし、返事を待つ。
すると返事が来る前に、ドアが開き、ぎゅっっ…と抱きしめてきた。
『…お父様。礼儀が成ってませんよ』
「っ…よかったっ起きたのじゃなっ」
『おはようございます。お父様』
そして、部屋の奥を見た。
…少し驚いてしまった。
メタナイト様を中心に沢山の人が居た。
6人。
彼らは私と目が合うと、ダダダダっとやってきた。
『!?』
「「「「…」」」」
「こんな娘が好みじゃとな…」
「わー、でも意外と可愛いかも…」
(な、何の話だ…?)
首を傾げていると、お父様が私の後ろにやってきた。
そして私の事を紹介してくれた。
「俺の娘のAだ。仲良くしてやってくれ」
『は、はい。Aです…あの、貴方達は…?』
「僕達はメタナイト様の部下のメタナイツって言うんだ。
僕は水兵帽のワドルディだよ」
そう言って、6人は名前を言ってくださった。
それぞれ見た目が特徴で、覚えやすい。
メタナイト様は奥に居るが紅茶を飲んで黙り込んでいる。
アックスナイト
ジャベリンナイト
トライデントナイト
メイスナイト
バル艦長
水兵帽のワドルディ…の6人。
『よろしくお願いいたしますね』
私は笑顔を見えた。
すると、6人はザワザワとしだして、「あの笑顔ダス?」と言い合っていた。
…まだイマイチ状況が掴めてない。
「んで、Aはどうするのじゃ?」
『え?』
お父様はふとそう言った。
首を傾げると、奥にいるメタナイト様は動き出した。
「嗚呼、Aにはまだ直接言ってないな」
『?』
すると、メタナイト様は私の前に跪いた。
はー?
そして手のひらを取ってきて、甲にキスをしては此方を見てきた。。
「お前のことが好きだ。付き合ってくれないか?」
『 』
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ソウル・ハート - 確かにw (2023年4月2日 10時) (レス) id: de10e37100 (このIDを非表示/違反報告)
綯斗 - え〜と、夢主のお父様がペンギン大王にしかみえない件について,,,,,,,,,,ww (2022年9月4日 17時) (レス) @page8 id: 2886a75e61 (このIDを非表示/違反報告)
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