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5:気にかけ ページ5

『だ、太宰さん…仕事、しないんですか?』


色々考えた末、私は普通に話しかけた。
すると「しなーい」と怠けた声が返ってきた。

…この人はサボり魔で、問題児なのか。

私は理解した。
その問題児のお世話係、それが私に回ってきたのだ。


太「さて、詰まんないし自█でもしてこようかなぁ〜」
『えっ…コンビニ行こうかなぁ〜見たいな流れで__あれっ!?』


パッ!と周りを見ると、太宰治はもう入口の所に居た。
そして少し立ち止まり此方を見た。
私は鞄を持ってすぐ追い掛けた。


『ちょ、私、行きます。』
太「行ってきまーす」

国「頼んだぞ、新人」


国木田独歩の声を後に私は太宰治に着いて行った。

____
__
_


太「…なんで着いてきたの?」
『女性に貴方が声を掛けないように…です。』


街を歩いている時、ふと、前に居る太宰治に声を掛けられた。
国木田独歩に太宰治の特徴をこの2週間で聞いた。

国木田独歩曰く、

…実は太宰治とは今日が初対面なのだ。
昨日まで出張に軽く中島敦と行っていたらしく、お疲れの所なのだ。


(殺るなら、今日か明日…。明後日は此奴が休みだから。…殺る)



太「あっ!そこの美しいおじ__イタタタタ」
『阿呆ですか。……他人に迷惑を掛けては駄目ですよ!太宰さん』

太「うっ…警備が強い……」


太宰治は大人しく川に向かって歩いた。
私は溜息を着いて、後ろを歩いた。

…思わず本音が漏れてしまった。
本当にナンパをするんだ…


(昼間だし、人が多い……今はダメだな。)


そして、私達は川に着いた。
太宰治は川岸に立ち、ふと振り返った。



太「止めないの?
ずっと思ってたけど、敦くんなら此処で止めるよ?」


ふと、太宰治はそう行ってきた。。

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シグマ(プロフ) - 文ストさん» ありがとうございます!すごく頑張ってます、これからも楽しみながら無理せずやります! (2022年11月18日 1時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
文スト - とっても面白いです!1日に2回ほど投稿してて凄いです!これからもがんばってください! (2022年11月17日 18時) (レス) @page34 id: 7342f3c81f (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - ザイさん» ありがとうございます!お気に召していただいてよかったです。 (2022年11月6日 4時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
ザイ(プロフ) - 面白いです!猫っぽいとか性癖に直接ぶっ刺さりました。 (2022年11月5日 23時) (レス) @page11 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 水彩さんさん» 水彩さん!えへへ、ありがとうございます!! (2022年11月3日 14時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mao2929891/  
作成日時:2022年11月3日 11時

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