１９：行ってらっしゃいの ページ19
『じゃぁ行ってきます』
中「あ、オイ待て！」
『？』
中也は私の方にやってきて、目の前に来た。
ん？殺されに来たのか？
すると頭に手が置かれた。
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…
『…』
(はぁ？)
撫でてくる手を私は掴んで退けた。
そして睨むと中也はグイッ…と顔を近づけた。
『！？』
柔らかい唇が、私の唇にあたり軽くキスしてきた。
『んっ…』
中「行ってらっしゃいのキスだろ？」
「恋人のふりだろ？」と中也は上手く立場を利用して好き勝手やってるみたい。
まぁ、昨日の1件もあるし別に私はキスくらいどーでもいいけれど。
『それは、恋人じゃなくて夫婦でしょ？』
中「同棲してたら恋人でもするぞ？」
『……あー、もうなんでもいい。行ってくる』
(これ以上話し合っても負ける気がする…)
そう思って走早に立ち去った。
中也は機嫌良さそうにしていて、意味分かんない。
…太宰治と言ったらすぐに不機嫌になるくせに。
(さて、どう殺そっかなぁ…)
＿＿＿
＿＿
＿
探偵社内では、私はひ弱な女の子。
礼儀正しい私とは違う女の子役だ。
『お、おはようございます！みなさん』
私はそう言って中に入ると、他の方はチラホラ「おはようー」「おはようございます！」とか聞こえながらタイムカードをきった。
そしてお茶を1杯持ってきて、席につき、仕事をする。
時間は、朝の8:30。
9時までに出社しておけばいい。
いつもは暗殺ばかりでこう言うのは、ホント久しぶりにするから結構楽しかったりもする。
そして
太「おはよう！」
時間は9時と…なぜか1時間早い。
すると国木田さんが「太宰が、時間通り…」と言って倒れてしまった。
谷「国木田さん！？」
敦「ええ！？ 運びます！」
太「あれれ？大丈夫？くにきーだくん。」
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シグマ(プロフ) - 文ストさん» ありがとうございます！すごく頑張ってます、これからも楽しみながら無理せずやります！ (2022年11月18日 1時) (
レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
文スト - とっても面白いです！1日に2回ほど投稿してて凄いです！これからもがんばってください！ (2022年11月17日 18時) (レス) @page34 id: 7342f3c81f (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - ザイさん» ありがとうございます！お気に召していただいてよかったです。 (2022年11月6日 4時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
ザイ(プロフ) - 面白いです！猫っぽいとか性癖に直接ぶっ刺さりました。 (2022年11月5日 23時) (レス) @page11 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 水彩さんさん» 水彩さん！えへへ、ありがとうございます！！ (2022年11月3日 14時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグマ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mao2929891/
作成日時：2022年11月3日 11時
