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中「好きだ…此奴より絶対好きだ。付き合ってくれ」
『嫌です。』
中「 」
太「あ、振られてる」
少しして中也が告ってきたので、振った。
治は御手洗に行っていて、断った時に此方に戻って来た。
双黒、その人達はとっても可笑しい。
殺されるかも知れないのに、笑顔だ……しかも「好き」と。
本当にどうかしている。
(命乞いしないなんて………っ…好きかも…)←
何時も泣いて詫びる人達しか見て来なかったから、驚きで何か違うものを感じる
中「あー、双黒を狙う奴だ。驚かねぇ訳ねぇだろ…」
太「あと可愛いし、私をアレだけ手こずらせるなんてねぇ…」
『…殺す』
太「殺せるならおいで、子猫ちゃん」
『死んでしまえ!』
私は包丁をぶん投げた。
治は避けて、包丁を掴んだ。
(……╬)
ムカつく。
何故かムカつく。
嗚呼、ニコニコしないで欲しい。本当に殺したいのに…殺せない。
(強い…相手がっ……)
太「キャッチー♪女の子はやっぱり力が無いねぇ…」
中「おいおい、(壁に)刺さったらどうすんだよ」
中也は珈琲を飲んで、ゆとりを持った雰囲気で心配した。
…確かに、投げたら刺さるな。
でも、私はお金はあまり持っていない。
(此処中也の家だし…ねぇ?)
『中也の(ポートマフィアの)経費に混ぜとけ』
中「俺が怒られる」
『……私は払えん。治にでも頼め』
私は目線を治に向けた。
治はキョトンとしてから、ニッコリ笑った。
太「嫌だよー、もしくは中也がキャッチすればいいと思うよ」ニッコリ
中「人の家だからってなァ…╬」
『…ってか、そろそろ帰らなきゃ。』
私はリビングから出て、椅子に寄った。
そして椅子にある鞄を手に取ろうとした。
パシッ…
ギュッ…
ふと手が重なる音が響いた。
それと同時に、後ろから抱きついてきた。
…私は静かに目線を上げた。
『何のつもり?双黒』
太「なにって…」中「普通に返す訳ねぇだろ?」
(さっきまで口喧嘩してたのに……チッ…。)
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シグマ(プロフ) - 文ストさん» ありがとうございます!すごく頑張ってます、これからも楽しみながら無理せずやります! (2022年11月18日 1時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
文スト - とっても面白いです!1日に2回ほど投稿してて凄いです!これからもがんばってください! (2022年11月17日 18時) (レス) @page34 id: 7342f3c81f (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - ザイさん» ありがとうございます!お気に召していただいてよかったです。 (2022年11月6日 4時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
ザイ(プロフ) - 面白いです!猫っぽいとか性癖に直接ぶっ刺さりました。 (2022年11月5日 23時) (レス) @page11 id: 699f0917a9 (このIDを非表示/違反報告)
シグマ(プロフ) - 水彩さんさん» 水彩さん!えへへ、ありがとうございます!! (2022年11月3日 14時) (レス) id: bd84de304f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mao2929891/
作成日時:2022年11月3日 11時