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かのじょ11 ページ11

その直後、Aが動いた。
小さな体は敏感な行動を可能にした。


中(は、はえっ…)


『…』


ギリギリ避けれた中原だった。
Aは、あんなに猫のストラップで乱れていたのに、今はその兆しが全く見えない。

…中原はその変えように、笑った。


中「面白いじゃねぇかァ!」
『…』


ーーーーーー
ーーーー
ーー


中「こいつ、人間じゃねぇだろ…」
『ギャァァァ…早くとってよ!』


中原が倒れ、Aは先程の楽モードに入った。
紅葉は優しく笑い、満足そうな笑みを受けべてきた。

Aが流れに乗ったグーパンを中原の腹に入れれて試合終了だ。

それ以外の攻撃はお互い避けてナシ。
時間は1時間。
お互い少しずつ体力が切れていたのだいい時間だった。


『もう、虐めないで…(猫で)』
尾「すまなかったのぉ…悲しんでいても愛らしいぞ」


ガクッと疲れているAに、紅葉が抱き着いて慰めていた。
ぎゅーっと効果音が鳴りそうなほどだった。

中原は静かに2人を見て、目を丸めていた。


中「……2人はどういう関係なんだ?」
『んぇ?』

中「いや、そいつは幼女で…姐さんは女性だ。女と言う接点しか見当たらねぇって言うか…」


中原は、物珍しそうに見ていた。
…幼女と女性。
一般的に考えると…


尾「親子じゃ」
中「はぁ!?」

『違うよ…と言うか虐めてくる母なんでコッチからお断りだよ(根に持つ)』


Aは紅葉を睨んでいた。
そして、指を鳴らし異能を解いた。

パチン!

綺麗に音が鳴り、そこから現れ等のは中原と同じ位の身長の子。
先程見た幼女が少し成長した姿だった。
そして丁寧に頭を下げていた。


『こっちが本当の姿です』


白くて長い髪。
鋭い目に、大きくなった体。

紅葉はもう一度抱き着いていた。


尾「これ、あまりその恰好をするでないっ!可愛すぎて愛し足りないではないかのぉ!」
『わ、分かった…元に戻すから…』


そして元に戻った。
紅葉はどっちでも、抱き着いて来た。


『変わらないじゃん…』
尾「見た目で変わる訳ないじゃろ!」

中「ぁ………」


中原はAに背を向けた。
紅葉は分かってみたいでクスクス笑ってた。


中(ンだよ…体中が熱いっ……)


『紅葉…私は「分かって居る」…っ』
尾「もう、そろそろ決着を付けたらどうじゃ?それもそれで、辛いじゃろ?」

『…きっとそんな人……』

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2021年12月3日 0時

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