検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:4,502 hit

6話 ページ8

敦「んっ…」


目が覚めると、此処はベットの上だった。
体が重い…というか途中から全然上手く寝れなかった。


敦(ってあれ…生きてる?)


体に触れても、生きている。
…ぐのーしあはまだ死んでないからAさん!

僕は急いで部屋の角に行き、ノックをして開けた。


敦「Aさん!」
『五月蠅い。』
敦「うわぁ!?」


部屋に入ると、Aさんが顔を近づけて待っていた。
驚いて下がると、薄く笑っているように見えた。


『生きてたんだ。おめでと』
敦「は、はい!」


すると、Aさんは立ち上がり僕の隣に来てくれた。
そして一緒にリビングに向かった。
…リビングには太宰さんが座っていた。


太「やぁ、お2人さん。消されたのは鏡花ちゃんだ」
『敦が生きている時点で何となく察してたよ』

太「それはどういう意味?」ニッコリ

『……レヴィ、朝ご飯はあったか卵味噌雑炊ね』
レヴィ「かしこまりました」


Aさんは太宰さんの言葉をスルーしていた。
太宰さんはいつも通り抱き着いていた。
僕はAさんの前に腰かけて、レヴィさんに朝食をたのんだ。


太「私はAがグノーシアで、私を消しても良かったのに…」
『はぁ…それは自白ですか?』
太「まさかぁ…ね?」


敦(この二人のどっちかが、殺してくる汚染された異能力者…)


そう言えば、異能力ってなんだ?
汚染されたのは分かったが、異能力とは…僕にもあるのか?
僕は2人に聞いてみると、頭を抱えていた。


『説明、メンドクサイ…』
敦「す、すみません…何も覚えてなくて…」

太「Aは異能が使えなくて、ちょっと最近は不機嫌なのだよ…私が説明するから聞いてね」


そして太宰さんが朝食を食べながら説明してくれた。
時々、Aさんも口を挟んでいたが、太宰さんに撫でられて黙った。


敦「異能は使えるんですか?」
太「敦くんなら、使えるかも?Aはちょっと可笑しなことが起きて使えなくてね」

敦「可笑しなこと?」
太「最初、此処に来た時に謎の襲撃を受けてしまってね…何故か使えないのだよ」

『…ふん!言わなくていいから……』

7話→←5話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:文スト , グノーシア , 人狼系   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/m21/  
作成日時:2021年1月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。