43話 ページ45
ナ「敦さんを信頼して正解でしたわ!」
ナオミさんは、そう言って微笑んでくれた。
…ぼくは友たち運がいいのだろうか。
エンジニアだった太宰さん、守護天使だった鏡花ちゃん、こうやって信頼してくれるナオミさん
僕はとてもちっぽけな人なのに、周りは凄い人達ばかりだ。
なんだか、僕が情けない。
敦「あ、ありがとうございます」
ナ「あの時も、怖かったですけど…信頼してよかったです」
敦「あの時?」
ナオミさんは、過去の探偵社の話をしてくれた。
僕はℚという子の異能力を受けて、ナオミさんを傷つけてしまったらしい。
実話、混乱していて、仕方がないという理解をしてくれて信頼してくれた。
ナ「今も、信頼出来て良かったですわ」
敦「ぅっ…ぅ……」
なんだろう。
頭が痛い。
言われたら、思い出される。
僕は、まだ…分からない。
そのまま、考えながら意識が切れて行った。
…Aさんと話したら…なにか整頓できるかもしれない。
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー
敦「んぁ?」
江「敦はAの事好きなの?」
敦「あわわわぁぁぁ!?」
目の前には、大量の御菓子を食べている乱歩さんが居た。
僕は思わず体を引くと、乱歩さんはキョトンとしていた。
敦(ま、不味い…思わず、最初の時の恐怖がっ…)
消されたあの時が、フラッシュバックした。
…なんだか怖い。
この人が僕の親友だろうか。
乱「で?どっちなの?」
敦「は、はひ?」
何も話を聞いてなかった。
すると、乱歩さんがもう一度、話してくれた。
僕は思わず、顔を赤くした。
敦「あ、いや、僕なんて…そんな…」
乱「…ふぅーん、なら僕が頂いちゃおっかな」
敦「えっ…」
乱歩さんは立ち上がってしまった。
僕は急いで、乱歩さんの服を掴んで止めた。
乱「んー?」
敦「ダ、ダメです…それは…」
乱「……気に入らない。」
ふと、乱歩さんは顔を歪めてそう言った。
なんだか、凄く…怒られている??
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←42話
14人がお気に入り
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/m21/
作成日時:2021年1月13日 17時