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42話 ページ44

鏡「…とりあえず、話し合おう」


鏡花ちゃんはそう言ったので、話し合いが始まった。
…どうしよう。
僕が圧倒的に不利かもしれない。

で、でも…太宰さんは1つミスをしているから大丈夫なはず。


敦「僕は、絶対に太宰さんが可笑しいと思います」
ナ「私もそう思いますわ」

太「えー…私だって君が怪しんだけど…」
『同意。敦はグノーシアである確率が高い』


僕達4人は、言い張ったが…与謝野さんと鏡花ちゃんは迷っているようだった。
…この中にグノーシアが混ざっているのは、分かるが誰かとなると分からない。


敦(こっちを信じてくれたら…)


太「敦くん、喋りすぎてとっても怪しいよ〜?まー、グノーシアだから大変か」にコッ


ドキッ…


敦「…!?」


今、太宰さんの言葉が嘘だと分かった。
…勘でしかないが、感じた。
嗚呼、もう話し合いが終わりなのに…今気づいただなんて…


…そして投票が始まってしまった…


敦(これで、グノーシアが終わるはずっ…)


僕は心に強く願った。
すると、太宰さんが凍ることになった。


太「………これは、やられたよ」
敦「嘘…」


思わず、口元に手を当てた。
…嬉しい。
信頼してもらえた、と言うか、太宰さんの嘘を見抜いた人がほかに居るんだ。

そして、太宰さんが凍た。
すると、レヴィが「反応が消失しました」と言ってくれた。



敦「は、はは……初めて、グノーシア2人に…勝てた」


思わず、膝落ちしてしまった。
隣に居たナオミさんは心配してくれたが、嬉しそうに笑っていた。

ふと、Aさんが視界に入った。
Aさんは目線を逸らして、泣いていた。


敦「…え?」


少し見ていると、僕と目線があった。
…Aさんは気まずそうに目線を逸らして口パクで何か言ってきた。


〖…勝手に、流れるの〗


Aさんは僕にそう伝えて、部屋から去っていった。
…そう言えば、グノーシア担当だった時に思ったのだが。


敦(なんだか、自分が自分じゃなくなる感覚がするんだよなぁ…。)

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設定タグ:文スト , グノーシア , 人狼系   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/m21/  
作成日時:2021年1月13日 17時

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