異能力者捕食生体【文スト】×【グノーシア】 (ページ41)

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39話ページ41

今回は9人で、僕はエンジニアだった。
責任重大だ。

『グノーシアは2体。徹底的に排除を。』

そして、話し合いが始まった。
まず名乗り出る者がいた。

太「私、エンジニアなんだよ。」

そう言って太宰さんがエンジニアだと言った。
違う。
本物は僕なんだぞ。

敦「僕が本物のエンジニアです！他の人は嘘です！」
『私がエンジニア。1晩あれば調べられる』

敦(んんん？)

3人？
1人はグノーシアだと分かるけど、もう1人は何者！？
グノーシアが2人とも出たとか！

鏡「グノーシアが2人でたか、AC主義者か。」
宮「わー、3人もエンジニアがいるんですか？」
国「この中に1人しかいないぞ。」

敦(そっか、AC主義者も居るんだ…)

太宰さんとAさん。
なんだか、少しだけ悲しい。

そして話し合いが続き、まず凍るのは賢治さんだった。
与謝野さんが少しだけ悲しい顔をしていた。

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AC主義者の事を聞きに行こうとして、Aさんの部屋に向かった。
ノックをして、少し待っているとドアを開けてくれた。

『入る？』
敦「聞きたいことがあって…」

『ん』

そして中に入り、ソファに座った。
Aさんも僕の隣に座って、話を聞いてくれた。

敦「その、AC主義者ってなんでしょうか？」

『AC主義者の目的は、グノーシアの勝利。
だから、する事とすればその場の掻き乱し。
…相談の場を混乱させて、何が正しいかを歪ませる事が主な仕事だ。』

Aさんはそう言って、静かにお茶を飲んだ。
なるほど。
そう言えば、グノーシアは他のグノーシアもわかる事が出来た。
…だが、AC主義者はどうなのだろうか？

答えは、分からないらしい。

AC主義者は孤立している存在だと、理解した。

『AC主義者は1番凍りやすい。それは嘘がバレるから。』

敦「嘘…僕はまだ見抜いた事無いな…」
『大丈夫。きっと分かるから……もうちょっと練習すれば自然と分かるよ』

Aさんは薄く笑った。
そして、寝る為に布団に入った。

敦(AC主義者…きっと、1人なんだろうなぁ……。)