33話 ページ35
『私。1晩あれば、誰がか確認できる』
敦(…狂言廻しをしてくれるんだ…)
Aさんは声を上げてくれた。
するともう1人、出て来た。
国「む?エンジニアは俺だぞ。」
敦(エンジニアっぽい!)
国木田さんの性格はなんだかそれっぽい。
偏見でしか無いけど。
…で、グノーシアは太宰さんみたいな……(偏見)
鏡「どっちかは偽物…分かることはそれだけ」
谷「役職をあげてくれた子はあまり凍らせたくないなぁ…」
そして話し合いが始まった。
するとまた太宰さんが口を開けた。
次は個人的にAさんの方を見ていた。
太「A。一緒に協力しないかい?」
『ん、いいよ。』
太「やったぁ〜」
敦(……なんだかなぁ…)
太宰さんとAさんは何時も距離が近い気がするんだよな。
仲良くても仲良くなくても、スキンシップが多いというか。
…2人ともどういう認識なんだろう。
敦「…」
なんだか、複雑…
そして話し合いの結果、ナオミさんが凍ることになった。
僕とAさんと太宰さんの3人で押すと凍らせることが出来た。
ナ「お兄様とお別れなんて寂しいですわ…」
谷「僕も悲しいよ…うっ…っ」
敦(あそこもあそこで、ラブラブだな…)
ナオミさんの見送りは谷崎さんが行った。
ふと、横を見るとAさんが居た。
敦「Aさ_太「Aー!」…」ムッ
声を掛けたものの、太宰さんに取られてしまった。
Aさんをホールドするように後ろから抱きついていた。
…
『ん?何、太宰』
太「一緒に部屋帰ろ♪」
『いいけど。』
ふと、太宰さんは此方を見た。
そして笑っていた。
……╬
なんだろう。凄くムカツクというかなんか。
イライラする。
敦(太宰さん、消していいかな…ぐぬぬ……。)
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作者名:シグマ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/m21/
作成日時:2021年1月13日 17時